幽霊は身元不明: Dear My Ghost2 (角川スニーカー文庫 902-2 スニーカー・ミステリ倶楽部 11)
- KADOKAWA (2002年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044264024
作品紹介・あらすじ
「真人!挑戦状が来たのよ!」姉の咲子のせいで、山奥の大邸宅で夏休みを過ごす羽目になった真人と守護霊・美海。霊能力者(自称)の咲子に、20年もの失踪の後、記憶喪失状態で発見された小沼家の跡取り息子・喜代志を霊視してほしいというのだ。失われた記憶の鍵は、自分が喜代志であることすら認めない彼にとり憑く、美しい女性が握っている。だけどこの幽霊、いったい誰なの!?笑えて泣けるファンタジック・ミステリ、第2弾。
感想・レビュー・書評
-
中1の時に読んだ本。なつかしい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2006年9月19日読了
-
シリーズ2作目。前作読んでから随分経ってますが。咲子さんの行き当たりばったりな推理が段々むかついてくる。ぶたぶたさんシリーズのが絶対良い。けど一応あと1作幽霊残ってるのでそのうち読むでしょう。
-
前作『幽霊は行方不明』に続くシリーズ第2弾。
お金持ちの家に招かれたインチキ占い師咲子(本人はそう思ってない)と弟・真人と守護霊・美海。
行方不明になってた長男が帰ってきたものの、記憶喪失。
DNA鑑定までして本物だとわかっているのに「ぼくはここの息子じゃありません。間違いです」と言い張る本人。
どうやら彼に憑いてる女性の幽霊がカギを握ってるみたいなんだけど……あなた、いったいダレですか?
著者はひねりがないまぎらわしいタイトルだ、とあとがきで言ってますが、これはこれでいい感じだと思います。
カバー・扉イラスト / 白亜 右月
カバー・扉デザイン / 岩郷 重力+WONDER WORKZ。