戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋 (角川スニーカー文庫 は 1-1-4)
- 角川グループパブリッシング (2008年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044266165
作品紹介・あらすじ
奇跡の連勝ゆえ「未来視の魔眼を持つ男」と呼ばれるヒデオ。そのヒデオの前に、魔殺商会のリリーこと鈴蘭が立ちはだかる!強大な組織を率いる鈴蘭を「聖魔杯」最大の敵とみなしたヒデオは、サバイバルバトル"クロスフラッグス"で彼女を倒すことを決意、勝機を得るための画策を始める。それは隔離空間都市全体に波紋をよび、バトルは4000人規模の大決戦に!一進一退が続く激戦のなか、ヒデオの眼に勝利の未来は映るのか。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
3巻の聖魔グランプリの盛り上がりから一転し、静かな…いや、静かではなかったかな?寝ぼけていたとはいえ物語の中でヒデオたちから戦いを挑んだからな。
でも、この戦いは後々というか後半への大いなる伏線だったね。ウィル子の神としての資質が垣間見えた物語だった。
後半は魔殺商会とアーチェスの決戦<クロスフラッグス>では団体戦の中でこそ鈴蘭に対する勝機を見出したヒデオが絶対的に不利なアーチェス陣営へと参加し、エリーゼ興業を味方につけ、決戦へと進んでゆく。ここのヒデオが聖魔グランプリで成長した姿なのだろう。
最終的には予想外の展開のさらに斜め上の展開に物語は進んだと思うが次が気になる終わり方だったな。一気に読めてほんとよかったよ。
それにしても今巻のヒデオはイキイキしていたように思う。特に翔希を陥れようとするヒデオは本当にイキイキとしていたよ。
そういえば、錬金術師ネタでアトリエシリーズが元ネタに使われていたけど、林トモアキ先生もプレイしていたのだろうか?たしかにあの作品には強力な爆弾が登場しているから登場人物とバッチリ合っていたけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まさかの敗退&彼らの再登場とか、いやあなるほどこう来るとはねー。
素直に続きが楽しみというしか。 -
今度は4000人規模が参加するサバイバルゲーム.
未来視の魔眼を持つと噂されているヒデオも参戦を決意.
そのヒデオの前に悪の秘密結社の裏ボスのリリーが立ちはだかる!
果たしてヒデオは勝てるのだろうか.
で,ウィル子がどんどん成長してってますね.
いやー,良い感じだ.
あとはレナちゃんが暗黒面に堕ちたりなんだり?
次が最終回ですね.
いやー楽しみだ. -
おお、なんだか盛り上がる4巻……!ヒデオの敗退からどうなるのかと思ったら、裏があるとは。最終巻を一気読みしたい。
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あとがき読んだ後に、この幕引きで連載を終わらせた作者・編集に驚愕。魔殺商会の面々は(いろんな意味での)暴虐振りが素敵すぎる。あと、エリーゼ嬢、キャラ変わりすぎじゃない?(笑)
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おおぅ、何だか迷走し始めた臭。ちょっとパワーダウンな印象。
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2008/08/01