円環少女 (8)裏切りの天秤 (角川スニーカー文庫 153-10)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
3.60
  • (14)
  • (11)
  • (30)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 188
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044267100

作品紹介・あらすじ

仁が"公館"を離れることで得た平穏な日々は突然終わりを告げた。神人遺物の原料"賢者の石"を手に入れるため、神音大系の聖騎士将軍アンゼロッタが日本へ降り立ったのだ。機械化聖騎士師団を率いるアンゼロッタは"賢者の石"発見の鍵を握る再演大系の少女きずなの奪取を命じる。聖騎士5千騎による侵攻とそれを阻止せんとする公館との暗闘の渦中、きずなを救うため仁は再び死線へと向かう!灼熱のウィザーズバトル第8弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新章開幕。欺瞞に満ちた「家族ごっこ」が終わりを迎える今回。ずっとひた隠しにしてきた仁の罪が、最悪の状況下できずなに明かされる。そして”男の妄想”を体現していたきずなは、かなり面倒くさい女の子であることが判明。物語的に大きく動く今回ですが、人間関係の動きの方に注目してしまいますね。とにかく仁が押しつけがましくって、どうにも。もうちょっとさー、メイゼルときずなの気持ちをちゃんと考えようよー。最後に、芋ジャージ姿のエレオノールのイラストあれば完璧だったと思います。さて次回、この危機的状況下で仁はどう動くのか…。

  • 978-4-04-426710-0 317p 2008・6・1 初版

  • 武原もてもてやんな。

  • ついにここまで来ましたね。
     きずなを廻る話。ひと段落着いたけど、まだ引きずりそう。

     悪の話となっているが、鬱陶しくない?
      拘りすぎ、メイゼルがんばれ。

  • ついにこうなったかという内容。

  • 未読

  • 逃亡生活と悪の話。社会vs個人の話。
    メイゼルが可愛くてエレオノールはかっこかわいい。
    仁はうっとうしくて、きずなもうっとうしいかな。

  • 二兎は追えません。

  • 2008/06/01
    なんだろう、話は分かる、どういう展開になっているかも読んでて分かった。でも、登場人物の心情というか感情がイマイチ理解できず、リンクしない…なんだろうね、話は消化はしたけど共感できないというか置いてけぼり喰らってる感があったね。
    今回の巻はいっぱい出来事が詰まってたからボリュームはあった。でも、この調子でいくと…あと二巻くらいでこのシリーズ終わってしまうのでは…?

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

「戦略拠点32098 楽園」にて第6回スニーカー大賞金賞を受賞。同レーベルにて「円環少女」シリーズ(角川書店)を刊行。「あなたのための物語」(早川書房)が第30回日本SF大賞と第41回星雲賞に、「allo,toi,toi」が第42回星雲賞短編部門にそれぞれノミネートされた。

「2018年 『BEATLESS 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長谷敏司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×