夏休みは命がけ! (角川スニーカー文庫 909-1 スニーカー・ミステリ倶楽部)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 118
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044279011

作品紹介・あらすじ

その朝、瓜生が駅ですれ違ったのは、絶縁状態の幼なじみ、五郎丸だった。あまりの様子のおかしさに五郎丸の妹・綾に電話すると、祖父の猟銃が持ち出され、部屋には遺書が!?頼みを断りきれず、瓜生は東京行きの電車に飛び乗る。綾の兄を連れ戻すため…ってお前、いつの間に犯罪組織からも追われてるんだよ!タイム・リミットは終電。高校生2人が駆け抜ける、夏の1日の危険なゲーム。

感想・レビュー・書評

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  • とみなが貴和さんをはじめて知った本。わたしはアクション系の本が好きなので緊張感のある描写がとても良かった。主人公が頭の回る人間なのでなるほどなと思わされることが多かった。最後は衝撃的な終わり方でしたね、主人公の身を案じます。。。

  • ライトノベル。スピード感のお陰で面白く、すぐに読み終わった。ラノベ=SFやアニメチックと思いがちだったけど、これは良かった。

  • 地元(の隣の隣の市)、高崎からのお話だったのでものすごく印象に残ってます。

    ラノベとしてはすごく面白い。普段からラノベ読まない人にはちょっとえ?って感じかもしれないけど、そのぶっ飛んだ感じが余計面白い。

    雷と空っ風やソースカツ丼など、群馬県民にお馴染みの感覚なのですごくうれしいです。
    ただ言わせていただくと、高崎市民は前橋に買い物には行かないと思う。
    高崎駅周辺=県内1都会=なんでもある
    だから。
    県都前橋なのに\(^o^)/

    ということでやっぱりこの感覚は群馬県民にしか伝わらないのかもと思いますね。


    ラストの「ようこそ!日本の真ん中緑の渋川へ!」は本当にあるのか、一度見てみたいですね…高崎線で高崎まで行かないんですよね。

  • 人生の中で、こんな波乱な一日があってもいいんじゃないかね。久し振りに探った本棚の奥から発掘されて、あー…と思い返した本。案外嫌いじゃない。

  • 氏が自殺をテーマにした番組を観て、「自分なら自殺をしようとしている者にどんな声をかけるだろう」と書いた作品。


    とは思えないほどハードなジェットコースターの話運び。


    自分なら。。。と読むも良し、考えずに読むも良し。


    一冊で二度楽しめる作品でした。



  • スニーカーではなく角川文庫で読んだが
    どうやら登録されていないようなのでこちらを入力

  •  友人から借りました。

     無夜は友人から借りて読んだ本は日記に載せてません。
     これを書いた理由。
     読んでて電車を乗り過ごしたから。
     表参道で降りなきゃならないのに、代々木上原まで連れていかれました。二駅ですよ……。悔しいんで、書きます(どーいう理屈だよ)

     内容。
     高校生の主人公瓜生がノイローゼ気味になった幼馴染五郎丸(姓)を追いかける話。
     五郎丸は猟銃を手に「自殺してやる」というメモを残して上京。追いかけると、なんと奴はヤクザがゴミ箱に隠していた銃もゲット。そのまま、ヤクザが取引している現場に踏み込んで、八つ当たりに銃を乱射。そして逃亡。
     はちゃめちゃな上野・秋葉原突っ走りツアー開始。警察も中国のマフィアも日本のヤクザも入り乱れて大騒動になる。
     一応、決着がついて二人仲良く電車に乗っておうちに帰るのですが、五郎丸は瓜生のことを自分を理解してくれる存在と認識して、特別に意識し生きていて欲しいと思う一方、自分の弱さを知っている彼を殺してしまいたくなる矛盾した状態。
     そしてさんざかき回されたはずの中国マフィアが五郎丸を気に入って殺し屋に雇う。
     彼に一丁の銃を手渡し、五郎丸は微笑んで
    「これからが楽しみだな、瓜生」
     と独白してエンド。

     テンポがいいんです、凄く。
     瓜生が五郎丸をぶっ殺すつもりになって追い掛け回し始めた頃から、なんだか読み止まらなくなってしまって、電車乗り過ごし。
     無夜はヤオイ好きですが、どっちかっていうと、こういう殺すの殺されるのと、ぎりぎりに状態で戦っているキャラを眺めているのが大っっっ好きです(根はサドだから)
     面白かった。     

  • 面白いぐらいに非日常に巻き込まれていくのがたまらない。

  • 20080204
    4日間

  • ささっと読めちゃう気軽さがよかったです。

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