- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044346041
作品紹介・あらすじ
近々2年ぶりに開かれる、富士見二丁目交響楽団の演奏会。当日、コンサートマスターの悠季にはソリストとしての大役も待っている。だがそんな中、指揮者の圭との間に亀裂が走ってしまった。2人の恋愛関係を、圭は親友の生島になぜか隠そうとするのだ。「僕は圭にふさわしくない…」哀しみに満ちた悠季の心は、圭の指揮をもはや拒絶してしまうのだった…。演奏会と2人の恋の行く末は。大人気シリーズ、番外編を加えていよいよ完結。
感想・レビュー・書評
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フジミシリーズ第1部完結編
定期演奏会を前に圭の過去が気になりはじめ、自分の非凡さに釣り合わないと思い悩む悠季。
恋愛話なんだけどオケの話が大半でエチシーンはあっさり。
でもこの時代的にはこういう表現で充分だったのかな。最近の濃いエチシーンに慣れた私には若干物足りなさを感じるけれど。
でも悠季の難しい性格がこと細かに描かれていて幸せになった時はホッとした。
飯田視点のM響の話と五十嵐のコンとコン・マスに対する視点も面白かった。
これは第二部も読みたくなるな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お互いの距離が近づいたように感じていたけど…そうじゃないのか?(エロアリ★★)
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第1部④
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再・・・読。コンサートの雰囲気がすごく楽しそうで、文章を追っているだけなのに聞こえるはずのない音楽や熱気を感じました。思わず心の中で、一緒に三三七拍子(w
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1部の終わり。フジミのコンサートが終るところまでなんだけど、突然リサイタルまでさせられる守村くんなのであった。てか、それは無理だろ、と思う私。だいたい、オケ用にステージセッティングしてたらピアノは出せまい。と、レイによって細かい所が気になる(苦笑)
ところで、中に二人以外の視点の作品がはいってるんだけど、それが面白い。てか、むしろそっちの方が私的にはツボだったりして…。ああ、単に圭くん中心だからなのかな? うむ、もっと性格悪いといいのに>おいおい -
借本。
悠季にイラッとしながらも、このシリーズを読んできてよかった〜と。
第二部に期待。 -
富士見二丁目交響楽団シリーズ-04
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結局仲良しこよしなのね。よかったよかった。今回はあまりギャグっぽくなかったな。巻末の、オーケストラのメンバー目線のお話が楽しかった。