逡巡という名のカノン (角川ルビー文庫 23-45 富士見二丁目交響楽団シリーズ 6部)

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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044346492

作品紹介・あらすじ

引き出しの奥に隠されていた圭の赤い革の日記。そこには、悠季も知らなかった天才指揮者・桐ノ院圭の音楽活動への苦悩が明かされていた!商業主義への反発と悠季との愛と音楽に満ちた理想の生活との狭間で揺れる圭。誕生日には二人で熱く甘い夜を過ごすが、「君と出逢わせてくれたすべてに感謝します」と思い詰めたように囁く圭に、悠季は彼を苦悩から救いたいと強く思うのだが…。定期演奏会前の若き音楽家たちの逡巡を描いた、大人気ロングヒットシリーズ待望の最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • 第6部6冊目


    圭が指揮者を下りたいと思っている逡巡をひょんなことから知ってしまった悠季。
    フジミ定演への最終調整と学生オケの合宿と、自宅で行った納涼会の様子。
    4年の結婚記念日。

    『過去と未来のロンド ハ長調』
    高校時代に圭と悠季は会っていた!


    今回はすこしたるんだかなぁ。いやまあ、学生に対する態度や圭の逡巡などいろいろ悩みはあったのだけど、全体的に甘い(スイートという意味ではない)本になっちゃってイマイチだったな。

  •  富士見二丁目交響楽団シリーズ。
     
     大学のオケの合宿にいき生徒たちに振り回される守村くんだが、出発する前に見てしまった圭の日記の内容で思い悩んでいるのであった<強引

     人に気を使いまくるくせに、肝心なところは見えてない守村くんなので圭の苦悩を知るには「日記」がアイテムとしてよかったんだろうが…圭って日記書くようなキャラか? つか、今まで書いてるシーン1回でもあった??(あったらごめんなさいm(__)m)
     日記も、赤い皮の表紙の日記だぜ。
     もし、圭がそういうこと書くのだったら、むしろスコアの隅って思うんだが。つか、振るための構成とかなんとか書くメモみたいなのに、がーーーっと。
     ま、こういうところでこうくるのは、秋月こおが実際には音楽やってる人じゃないからなんだろう。(でも、ベートーヴェンとか他の作曲家も楽譜の隅にごじょごじょいろんなこと書いてたって有名だと思うんだが。…ま、昔は単に紙が高価だったからっていう部分もあったからな)
     で、大学生のオケ合宿は…。
     なんか、守村くんの持ってる生徒もそうなんだけど、無理矢理子供っぽくしてませんかねぇ。音楽やってる子は、変わり者が多いけど、本質は保守的っすよ。
     と、文句たらたらですが、納涼大会のシーンが美味しそうだったからOKww

     そ、秋月こおって、食い物のシーンがやたら美味そうなのだ。
     食い物と、音楽と、愛。
     うん、人生の全てがここにあるなww

     同時収録は「過去と未来のロンド ハ長調」
     …こういうのって、同人誌でやるネタじゃないの。
     本家にやられちゃうのは、ねぇww
     でも、あまりにもデキスギです。

  • 富士見二丁目交響楽団シリーズ〈第6部〉-06

  • 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部

  • 5月03日読了。

  • 2007年5月第二週?に町田アニメイトにて購入。富士見最新刊!あったよRちゃん。買えたよ!!!最近新百合では入荷してくれないのですよ。まだ読んでないですが、とりあえず買えてよかった・・・。

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