宮廷神官物語―選ばれし瞳の少年 (角川ビーンズ文庫)

著者 : 榎田ユウリ
制作 : カトーナオ 
  • 角川書店 (2007年10月1日発売)
3.60
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  • 本棚登録 :191
  • レビュー :26
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044491048

作品紹介

古き良き伝統の国・麗虎国。美貌の宮廷神官・鶏冠は、王命を受け、次の大神官を決めるために必要な「奇跡の少年」を探している。奇跡の少年は、人の悪しき心を見抜く目を持つらしい。しかし候補として出会ったのは、可愛らしいけどやんちゃ坊主の天青!「この子にそんな力が…?」と疑いつつ、天青と、彼を守る凄腕の青年・曹鉄と共に、王都へ旅をすることになり!?榎田ユウリ渾身の、珠玉のアジアン・ファンタジー堂々登場。

宮廷神官物語―選ばれし瞳の少年 (角川ビーンズ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 著者の本は「カブキブ」から入って、その後「妖琦庵夜話」へ行って、ついに中高生向きのファンタジーライトノベルへ・・・。
    こうしてみると、「カブキブ」が、異色やってんなあ、ちゅうくらい、面白いファンタジーでした。
    ひつこいけどファンタジーで1巻から面白いってそうないで。
    面白いです。
    装丁を大人向きにしたら充分大人でも楽しめるライトノベルになると思います・・・。

    黄楊の母親が亡くなるシーンとか、うっかり泣きそうになったよ。
    このあたりに、「いけすかない権力者に虐げられる民」とか「腐敗した政治への憤り」ちゅうようなものが見えるし、またそこに鶏冠や藍晶王子も居合わせてるというのが、今後この「権力者側」の二人がどうやってテコ入れをしていくのかとか、見もの。

    勿論曹鉄もただ者じゃない臭がぷんぷんしてるので、生い立ちとともにこの先の立ち回りに期待。
    個人的には曹鉄と鶏冠がもっと仲良くなればいい(笑)。


    朝鮮王朝をモデルにしてるのもいいね!
    おかげで漢字も多いけど(今、書くのも変換にめちゃめちゃ苦労してる・・・)、そこらへんは中高生向きやからか、振り仮名も堂々と多い(笑)。助かるわ。なんで大人向けの小説は振り仮名が減るんやろうな(笑)。


    鶏冠が主役じゃなくて天青が主人公なのもちょっと意外かな・・・? 
    こういう「○○の能力を持って生まれた子」が主人公になっちゃうと、わかりやすく「いい子」に、しないと話が複雑になるやろ・・・。

    「○○がじつは△△だった」
    みたいなどんでん返しはあまり使わないやろうから、そういうと天青は露出度が増えるたびに「天真爛漫ないい子」キャラが定着していきそうで、だんだん影が薄くならないかしら・・・? と、若干疑問。
    次回は宮廷内の陰謀がどうのこうのってなりそうなので、ますます天青の純粋さが際立ちそうな・・・。
    そこらへん、どうなんやろう・・・? ^^

    でもまあ、肉好き神職者の鶏冠筆頭に、著者のキャラ設定は私の想像をどんどん裏切ってくれるので、今後も期待大。

    もしくは「カブキブ」のクロみたいに、まっすぐキャラが突き抜けても面白いか。

    ちゅうか、カブキブの続編、読んでないのでは・・・!


    ■■■■
    ■中庸(ちゅうよう)

    極端な行き方をせず穏当なこと。片寄らず中正なこと。

    (2016.08.13)

  • 王命を受けて探していた少年に、やっと会えた。
    と思ったら、護衛の人間から命を狙われた。

    そして慌てて逃げる御一行。
    途中で参加する子虎が、想像するだけで可愛い!
    が、そこにほっこりしている暇もなく
    世間の仕組みを、いやがおうにも知って行く。
    身分とはこんなもの、と言ってしまえば終了。
    辛い現実、で終われば、それもそのまま。

    とはいえ、人の事を考えている場合ではない2名。
    御守袋から出てきたものにも驚きですが。
    という事は、おばあさんは分かっていた??

    肉、と喋ってしまいそうになっていたのを
    どうにか押しとどめているのに笑いましたw

  • えださんのBLをいっぱい読んできたので、つい癖で、曹鉄×鶏冠だな!って思いながら読んでしまいます。なくはないよね?と続きに期待。

  • ドラマCDで主役を下野さんが演じられてると知ってから気にはなってた作品で、『カブキブ』の著者でもあると分かって更に興味津々。Kindleの角川70%オフセールを機に購入してみました。興味持ったきっかけが謎ですが、まあそんなこともあるある。読んだ感想としては、思ったよりもずっとおもしろかった!特に主役の天青と行動を共にする神官の鶏冠は、本と肉を天秤にかけて、肉は食えないが本がたくさん読めるから神官になったという変な人で楽しい。所々で感じるBLな空気やブラック要素も好みでした。女装の王子もイイネ。

  • 面白いっちゃー面白いのだけれど
    あんまりパッとしないお話だなーと。
    既刊本は全て読むつもりだけれど・・・続巻に期待。
    「妖琦庵夜話」も読みましたが
    榎田さんはBL作品が一番合っていると思う・・・。

  • おもしろかった。一日で一気に読み終わった。
    展開が早いし読みやすいのがとてもよかった。

    最初に読んだ時は設定が難しいなと思った。知らない漢字がたくさん出てきたから読めるか心配だったけど、読み進めていくうちになんとなく理解できたかな。

    登場人物もみんな魅力的だし、続きがとっても気になる作品だった。

  • ちょうどお城どうしで戦うゲームにはまっているのでタイトルに惹かれてよみはじめました。
    cdドラマもでているらしい。

  • 他のレビューの方々と同じで
    彩雲国物語が終わり、次を探していて
    見つけたシリーズ。

  • おもしろかった。天青は真っ直ぐだなあ。鶏冠は何とも言えない味がある。

  • 完結したので彩雲国を一気読みしたいと思ったのですが、

    こちらのほうを先に読みました。

    理由は前から気になってたからというのと、

    彩雲国の完結を読むのがちょっと嫌だったから。

    好きなものが終わってしまうという恐怖!!

    まぁ、それは置いといて。

    物語としては結構面白かったので

    一気に読もうかなと思ってます。

    旅を通して3人が仲良くなっていく感じがよいです。

    今のところお気に入りは鶏冠です。

    肉にたいする欲(肉欲ではない)に笑った。

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