秘めた恋情を貴方に (角川ルビー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044523015

作品紹介・あらすじ

外務省に勤める柚木崎恒には、次期家元候補の能楽師・櫻庭矩篤という幼馴染みがいる。滅多に感情を表さない男だが、凛とした姿の内に熱を秘めた男であることを恒だけが知っていた。しかし永遠に続くと思っていた穏やかな友人関係は、恒がエルシア公国皇太子であるラウル殿下の来日中のお世話役に抜擢されたことで、一変してしまい…!?「どうしよう。おれはきっと矩篤が思っているより淫らで欲深かもしれない」焦がれるほどに貴方を求める心と体-遠野春日が贈るアダルト・ラブ・ロマンス登場。

感想・レビュー・書評

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  • 私、能楽師の矩篤よりも王子であるラウルのほうが好きだったなぁと思った作品。
    なかなか可愛い策士でよかったのですが、これシリーズないアかなぁと探そうと思いました。
    ラウルのこの後が気になります。あとは秋保。この二人はくっついてもおかしくないけれどくっついてほしくないです。

  • 能に関する専門的な説明など、描写が丁寧すぎて逆に読みづらいかもしれません。(その分野に興味がないと特に)
    全体的に盛り上がりに欠けるせいか、いまいちキャラクターの魅力が伝わりきっていなかった気がします。
    もう少しスピード感があると良かったかなぁ。

  • CDから先に聴いた作品。
    CDがあまりにも通り一辺で詰まらなかったので原作は?と思っていたら、原作はちゃんと切なかったのでホッとしました。
    遠野先生らしい作風ですね。

    外交官の柚木崎恒は幼なじみの能楽師・櫻庭矩篤が居て会えばホッとするような関係で兄と慕っているような強い気持ちを抱いている。彼の結婚話が出たり、自分の同僚と仲良く話しているのを見て複雑な気持ちになるが、その気持ちは何か分からない。
    矩篤の方はずいぶん前から恒に対する気持ちが恋情だと気付いてはいるものの、それを告げてしまい友人ですらいられなくなるのを恐れている。
    そこへ外国の要人・ラウルの世話役として恒が抜擢され、ラウルが恒を口説きだしたことで恒が自分の気持ちを自覚出来るようになる。

    …という話なのですが、先にCDを聴いてしまって話が分かっていたせいか、作品としての切なさに没頭出来ず残念だった。
    とにかく、CDがあまりにも淡々と筋だけを追っていく作りになっていて、先に聴いたのは失敗だったなと、またもやCD批判になっちゃった。

    こちらの原作そのものは、先にも書きましたが、能の舞台のことなど丁寧に描写してあり(寧ろ多すぎた?)それを減らして、最後もう一度Hの場面を書いて欲しかったかな、なんて。
    何しろ、二人の気持ちを確認するまでの話だったような作りだったので。
    結ばれる場面が1回しかなくて残念だった。


    という訳でHシーンは1回のみ。描写は丁寧でした。

  • [能楽師×外交官]
    幼馴染もの

    作者は既に次回作を見据えてこの作品を書いたんだと思う。
    そのくらいあからさまな表現。
    むしろそれを念頭におきすぎてこんな作品になってしまったのか
    もう少しこのカップルに集中して書いてほしかったような気がします。

    3人の視点で書かれる物語はちょっと斬新でした。
    もう少し内容のあるものなら更によかったと思います。

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    ☆あらすじ☆

    外務省に勤める柚木崎恒には、次期家元候補の能楽師・櫻庭矩篤という幼馴染みがいる。
    滅多に感情を表さない男だが、凛とした姿の内に熱を秘めた男であることを恒だけが知っていた。
    しかし永遠に続くと思っていた穏やかな友人関係は、恒がエルシア公国皇太子である
    ラウル殿下の来日中のお世話役に抜擢されたことで、一変してしまい…!?

  • あらすじ:外務省に勤める柚木崎恒には、次期家元候補の能楽師・櫻庭矩篤という幼馴染みがいる。滅多に感情を表さない男だが、凛とした姿の内に熱を秘めた男であることを恒だけが知っていた。しかし永遠に続くと思っていた穏やかな友人関係は、恒がエルシア公国皇太子であるラウル殿下の来日中のお世話役に抜擢されたことで、一変してしまい…!?「どうしよう。おれはきっと矩篤が思っているより淫らで欲深かもしれない」焦がれるほどに貴方を求める心と体―遠野春日が贈るアダルト・ラブ・ロマンス登場。

  • 秘めた恋情を貴方に-01

  • こういう攻めキャラ、大好きです。ずうっと好きだったくせに無口な攻めは、受けが他の男に取られそうになっていることを知って一挙に行動に出ます。面白かった。

  • BL。文庫は読みやすい。かつ買いやすい。まだ読んでないけど。

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著者プロフィール

貴族や名家の御曹司等、きらびやかな世界観を表現した作品が数多く、読者の支持を集めている。

「2017年 『なんでも屋花曜祐介の事件譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠野春日の作品

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