君といたい明日もいたい (角川ルビー文庫 129-1)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044550011
作品紹介・あらすじ
唯一の家族である父を水没事故で亡くした大学生の恵多。そのショックから部分的な記憶を失い、水たまりを見ると時々、身体が動かなくなる発作を起こしていた。そんな恵多を優しく見守る、叔父の章介の愛情を恵多は嬉しく感じていたが、ある時、それが全て父の会社を乗っ取る策略であると知る。詰る恵多の口を封じるかのように、静かな激情を漂わせ、無理やり身体を嬲る章介。いけないと思いながら身も心も焼き尽くす、強い快感に支配され…。叔父×甥の禁忌愛。
感想・レビュー・書評
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叔父×甥。過干渉ヤミ系叔父責め。
どのキャラも立ってる。オジサン好きには堪らない。
叔父もいいけど、当て馬もイイです!
ストーリーもしっかりサスペンスになっていて、主人公の心理の移ろいも違和感なく感情移入して読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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かっこいいはずの叔父さんの純愛物。さっさと事情を話せよ~イライラ…、でした。甥っ子恵太が好みじゃないんだよね。
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33歳叔父×21歳大学生。そして記憶喪失モノでした。
冒頭、明るい朝の歯磨き描写がなぜだかエロス。歯磨きチューブを指で挟んで扱いて歯ブラシにつけるだけの日常風景なのに…
事故で父親を亡くしてそのショックで昏倒、記憶喪失になった恵多をものすごく大事に過保護に扱う叔父の章介。二人の間には何かありそうなんだけど、恵多は何も思い出せないので焦れ焦れします。
そして、元恵多の交際相手だったのではと思われる弁護士の須藤が、「お前は章介に騙されている」と警告してきます。
記憶を失くす前、恵多は誰と付きあっていたのか、章介はどうして何も語らないのか、様々な疑惑がてんこ盛りになっていきます。
スリリングでミステリアスな展開で、沙野作品としてはそれほどダークでもなく893も登場せず、どっちかというと甘くて胸キュン比重の大きいストーリーです。
恵多の揺れる心もかわいいし、そんなにがまんして黙ってなくてもいいのにって思っちゃう章介にもキュンとします。
記憶がなくても恵多は章介のことが好きと言う気持ちははっきりしてブレがないので、読んでいて安心感があります。その分、章介がへタレに感じてしまうんですが。
タオル越しのおさわりとか、エロティックな描写がいっぱいあるので、二人のダイレクトなベッドシーンが少なくてもかなり隠微なムードでどきどきさせられます。
普通の記憶喪失話っぽく見えて、やっぱりエロなところがすてきです。