シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 922
感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044550073

感想・レビュー・書評

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  • 第7回小説大賞・審査員特別賞受賞

  • 世界観や登場人物がとても魅力的でした。
    出来ればもっとゆっくりストーリーを展開させてほしかったなーと思いました。

  • シュガーアップルから銀砂糖を精製して、其れで砂糖細工を作る。
    なんて甘くて可愛い設定なんだろう。きらきらでふわふわ。
    女の子は甘い綺麗な物で出来ている的な。
    勿論、主人公のアンは可愛いだけじゃなくて
    悩みとか弱みとか、汚さだって持ち合わせてる。

    ストーリーも冷静に見ればエグかったり汚い部分もあるんだけど、
    でも結局は"可愛い"って感想に行きついちゃうから不思議。

    銀砂糖の作り方とか、細工の手順だとか丁寧に描写されてて
    実際に目にしている感覚。

    恋愛要素についても糖度高めじゃなくて、私は逆に良かった。
    ああ言うじりじり惹かれあう関係って大好き。
    勿論、紆余曲折の末の甘々も大好きだから今後に期待。

    多少ご都合主義的な展開はあったけれど、読み終わればそう気にならない。
    終わり方が綺麗だったから、続編がどうなるのかはちょっと心配。

  • 第7回小説大賞 審査員特別賞受賞作w

    面白いですw
    主人公アンが可愛くて仕方がない。

    終盤の糖分たっぷりの展開は、
    続編があったら読んでみたい気持ちでいっぱいでした。

    読了 2010/5/24

  • 新人作家さん。
    砂糖菓子がきれいで見てみたい。妖精の翅も。
    少女小説なんだけど、やや文体に抑えた色気がかいまみえる。

  •  砂糖菓子というと、クリスマスケーキの上のずんぐりむっくりなサンタやらトナカイやら、あとお彼岸のお菓子を思い出してしまうのですが…ちょっとネットで画像検索してみたら本当に薔薇の形をしたものや半透明で薄く色を付けたのとか、すごく綺麗で可愛らしいものでした。
     少女小説と児童小説の中間ぐらい。
     あきさんがイラストだったのと、金色の帯だったのとが購買理由ですが、あとがきを読んでとても好感を持ちました。なんて真面目で心配性な方なんだろう…!

  • やはりビーンズ文庫らしい少女漫画チックですね。

    妖精が人間に脅迫され、使役されているのが当たり前という世界観。しかし、その風潮の中でそれを気にしない主人公の性格がとてもスカッとした。

    そして、なかなかのビッチが出るあたり珍しいなと。ここまでの悪役はここ最近のラノベじゃないんじゃないかね。多分。

  • 2010/05/15:タイトルに惹かれて購入。
    シンプルで読みやすく、可愛らしいお話でした。
    特に銀砂糖の精製とアンの砂糖細工の描写が繊細で、甘い砂糖菓子を食べたくなります(涎)
    次回作にも期待。

  • 表紙があきさんということにまず惹かれたので読んでみました。

    キャラクターに特徴があって読みやすいです。
    説明というか、もう少し文章があってもいいかなという印象

  • 話の配分はアンバランス、けど読後がいい、良質の少女小説

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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