フォーチュン・クエスト 5 (角川スニーカー文庫 606-7)
- KADOKAWA (1991年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044606077
感想・レビュー・書評
-
RPGでは避けられない、仲間の死……。遠い昔に一回読んだだけだから、なんとなく欠員がでてしまうことはわかっていたけど、いざ読んでしまうと、悲しすぎる……。
少年時代に画面越しに体験していたのに、こんなにちゃんと考えたことがなかったな。だけど、リモコン操作できる棺桶は笑っちゃうって。それを冒険者ローンで購入したとして、どこで保管するのか、再び使う日がくるのか、できれば持っていないほうがいいんじゃないか、とかいろいろ考えてしまうよ。
それにしてもクレイは黒歴史が毎回更新されるね。なんか気色悪いのに気に入られがちだね、かわいそうだよ……。
教団の描写は結構興味深かった。実際に自分も勧誘されたことがあるし、礼拝の集会みたいなのもオンラインで見たことがある(コロナ禍だったため)から、特有の気持ち悪さみたいなのがちゃんと感じられた。それらしいこと言ったって、所詮は金儲けの道具なんだな、この世界でも。
読み終えて気付いたけど、復活の術のために血縁の人を連れてきなさい、っていうのは、つまり天涯孤独の人間は復活できないってことだろうか。ルーミィとパステルが逝ってしまったら、このパーティはどうなるんだろう?パステルには祖母がいるけど、パステルの印象だと「冒険者になった孫娘なんて知ったこっちゃない」とか言い出しそうだし。
次巻でトラップとキットンが大暴れしてくれたらものすごくスカッとするなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#読了
#フォーチュン・クエスト 5巻
ノルーー(´•̥ω•̥`)っていう感じで、どうなるのかな。ハラハラ( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )(再読だから知ってるけど←) -
上巻だからかもしれないが…。いいとこなしでトーンダウン。パステルの甘っちょろさにちょっといらだつ。いかんなぁ。そういう読み物じゃないのに。キャラを死なせるからだ。
-
安定して面白いのよね~
ノルの妹を探して旅するお話 -
■書名
書名:フォーチュン・クエスト〈5〉大魔術教団の謎 上
著者:深沢 美潮
■概要
呪われた城で、レディ・グレイスたちを見送った後、ノルが突然妹
の話を始めた。巨人族のノルが冒険の旅に出るきっかけとなった妹
の失踪事件。これに謎の行商人がからんでいるらしい。さらに新情
報も入り、他でもないノルの妹のこと、パーティは、翌朝さっそく
出発したんだけど…。
(From amazon)
■感想
再読ですが、内容が一切合切頭から飛んでしまっているので、初見
と何も変わらない感想です。
本作と次作では、ノルの妹のお話しが展開されます。
この巻では、え!?と思うような事件が突然発生します。
恐らくですが、作者さんの中で「ノルがメルと会うという普通の
展開が浮かばなかった」、また、「騙しあいというテーマが浮か
んでいた」という二つのポイントがあったのでは無いかと思います。
これを満たすために、このような展開になったように思います。
なお、どの行動についても納得できる理由があり、非常に上手に
過去の複線などを使用し、ストーリーを作成しています。
お話のメインは次巻ですが、この巻はこの巻で盛り上がるポイントが
あり面白いです。
まあ、パーティがやろうとしていることは、現実世界では、確実な
反則技ですけど、そこは、ファンタジーということでご愛嬌でしょう。 -
再読。
覚えていたのは、ノルの妹の行方の手がかりを追っていくことと、マリーナのことだけでした。 -
ノルのお話ですね。今まで、良いひと~なだけがノルが、行方不明の妹を追って消えてしまう。ノルがいなくなったことで、ノルが担当していたことをパーティー全員が感じる。これって、完全に家族では?
この巻でマリーナが初登場。可愛いですね、マリーナは。いやみのない可愛さなので、パステルが僻む間もなく仲良しに。この、ちょっと出来すぎでは?というほどのお人好しがたくさん出てくるのが、FQの良いところだと思います。
4巻で明かされた謎の行商人がらみのお話で、いつもと比べてハラハラが多いような。 -
RPGファンタジーライトノベル第5弾!
大魔術教団の謎 上巻です!
前回のサバドでのお城事件を解決したパステルたち。
するとノルが妹とのつながりを見つけて…
ノルの妹を探しに行くことになったパステルたち!
しかし、大きな問題が降りかかるのであった…。