日本人の英語勉強法

  • 中経出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046000248

感想・レビュー・書評

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  • 日本に住む外国人講師が書いた本。英語は勉強するものではなく、使うものだというのを読んで、確かにそうだと思った。使えるようになるために、本に紹介されていたマイフレーズ集を作ろうと思う。単語、またはその組み合わせ、意味、言い換え表現、例文(自分が支えるかたちにする)

  • 「日本人の英語」、「英語勉強法」、「英語ツール」及び「使える英語」について、合計で27の「俗説」とそれに対する「真相」が語られるという構成になっている。

    内容としては「ごく当たり前」のことが書かれており、目新しさはない。しかし、長年にわたって多くの日本人に英語を教えてきた著者の言葉には説得力がある。

    「9割の日本人」は、「自分の領域・レベルに応じた英語が『使える』ようになれば良い」と主張するが、正にその通りと感じた。

    特に、(1)基本2000語のマスター、(2)単語の組み合わせ重視、(3)発音と文法重視、(4)自分が実際に使える例文や表現の暗記など、本質的かつ効果的な勉強法が紹介されている。

    英語が苦手な人は、効率の良い勉強法(≒楽して身に付く勉強法)探しなどに腐心せず、本書の推奨する方法を試すと良いと思う。本書が示す方法を使いながら、自分の目指す英語力をじっくりと身につけていくことをお勧めしたい。

  • これから英語を本格的に勉強する人向けという印象。なんとなくどこかで聞いたことがあるような英語にまつわる俗説(?)を否定した上で、本当に英語を正しく身に付けるための心得や方法を説くもの。全体を通じて、「肩肘張らずに楽しく学んでいこうよ。それが長く続ける秘訣」というメッセージを伝えているように思えた。ただ、限りある時間の中でいかに実践的な英語を身につけるか、という問いに対するヒントを探していた自分にとっては、すこし広く浅くという感じだった。また、個人的には、各俗説を否定する論法が本著全体にネガティブな印象を与えるようで好きになれず。

  • uh-huhの言い過ぎは失礼なのか・・・

    アメリカ行って、上手く喋れないで帰ってきて読み返してみたら、前より色々重要に見えた (2017/9/3, 再読)

  • 英語を習得する到達点、目的は各人によって異なる。オーラル・コミュニケーションを重視した学校教育の結果、従来は比較的あった読み書きの能力が下降し、聞く話すことも習得するには絶対的に時間不足等の問題点をあげながら、ではどう学習をしたら良いかを、具体的に解説していく。英語学習の通説を検証しながらわかりやすく説明されている。言葉はツールであり、大事なのは伝える内容を充実させること。

  • 2014/5/18図書館から借りてきた。
    2014/5/19読み始め。

  • 老後まで英語を覚えて第二の人生は英語を活かした何かが出来れば良い。そのためには一日30分英語と向き合う時間が欲しい。

  • ジェームス・M・バーダマン (著)
    長年日本に住み、日本人に英語を教えてきた著者が、英会話学習の「俗説」と「真相」を紹介し、「そんな勉強法だから英語ができない」と斬る1冊。本当に英語上達を目指す人に必要な勉強法とは何かを語る。

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著者プロフィール

ジェームス・M・バーダマン早稲田大学名誉教授。 1947年アメリカ・テネシー州生まれ。プリンストン神学校教育専攻、修士。ハワイ大学大学院アジア研究専攻、修士。 専門はアメリカ文化史。 著書に『毎日の英文法』『地図で読むアメリカ』(朝日新聞出版)、『日英対訳 世界に紹介したい日本の100人』(山川出版社)、『アメリカ黒人史』『英語の処方箋』(ちくま新書)、『ネイティブが教える 日本人が絶対間違える英語大全』(KADOKAWA)、『3つの基本ルール+αで英語の冠詞はここまで簡単になる』(アルク)、『英語でお悔やみ申し上げます‐冠婚葬祭・非常時の英語表現』(ベレ出版)など多数。 )

「2023年 『アメリカ国籍取得テストでアメリカの一般教養と英語を学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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