- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046001337
作品紹介・あらすじ
札幌時計台の針はどのように動かしているの?クラーク博士の教え子とは?博士は帰国後どうした?「あかんぼ橋」「あんぱん道路」って何?ほか。
感想・レビュー・書評
-
興味のある分を拾い読み。/Boys Be Ambitousのクラーク博士がアメリカ帰国後は、鉱山会社を立ち上げるも、破綻し、不遇な晩年をすごしたこと。/定山の名前のもととなった定山坊が死んだ際に流布した行方不明説は、あとをついで温泉を運営していた使用人が、定山と早川氏の一代限貸渡契約が実行されるのをおそれて、行方不明であると吹聴したのではないか、という仮説。/新選組の永倉新八が北大生に維新の回顧譚を語り、剣の稽古をつける一幕があったこと。/都ぞ弥生の作曲者が、以前、別の作者の寮歌を手直しして、その作者のものとして発表したことを批判されたことを受け、それなら自分で作ろうと思い立ったこと、曲が素人くさいからプロに編曲してもらえという批判に耳を貸さず、有島武郎のそのままで、というひとことでそのまま採用されたこと。/篠路歌舞伎の勃興と衰退/坂本龍馬の姉の子の長男・次男と北海道の縁。次男の孫が坂本直行であること/すすきのゼロ番地の誕生経緯/などなどのトピックが興味深かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登録番号:10933 分類番号:291.15ゴ
-
札幌の歴史の中でも、知らなかったこともあり、思わず「へぇ」という部分も。豆知識として、読んでおくといい。