現代語訳 魏志倭人伝 (新人物文庫 ま 4-3)

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046004031

作品紹介・あらすじ

邪馬台国と卑弥呼について記録された中国の「正史」『魏志倭人伝』の原文・書き下し文・口語訳・用語註解を完備した初の企画。さらに、その後の倭国を描いた『宋書』『隋書』『唐書』も同じ構成で併載した完全保存版

感想・レビュー・書評

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  • 『魏志倭人伝』初めて読みました。
    【現代語訳】→【書き下し分】【註】の順番に書かれて有り初心者でもわかり易かったです
    第一章 入門
    第二章 『魏志』烏丸鮮卑東夷伝倭人条(うがんせんぴとういでんわじんじょう)を読む
    第三章 中国正史を読む
    ・『漢書』地理志
    ・『後漢書』東夷列伝倭条
    ・『宋書』夷蛮伝倭国条
    ・『隋書』東夷伝倭国条
    ・『旧唐書』東夷伝倭国日本国条
    ・『新唐書』東夷伝日本条
    参考資料(原文も記載有)
    ・「高句麗広開土王碑文」
    ・「祢軍墓誌」
    ・「井真成墓誌」
    第四章 Q & A
    ・『魏志』などの正史は、いつ、だれが、何の目的で書いたものか
    ・『魏志倭人伝』の著者・陳寿とは
    ・「ヤマタイ国」、「卑弥呼」は天照大神か倭迹迹日百襲姫命か神功皇后か
    ・『隋書』の「タリシヒコ」は、聖徳太子のことか
    など

  • 現代語訳を中心に読みました。

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。

学習院大学文学部史学科卒業後、学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。

神奈川学園中学高等学校教諭・高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・奈良県万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長を歴任し、その間、学習院女子短期大学・鶴見大学文学部・中央大学文学部・早稲田大学商学部非常勤講師を兼務。
現在、奈良県立万葉文化館名誉研究員、早稲田大学エクステンションセンター講師。

単著に、『白鳳天平時代の研究』(2004、笠間書院)、『古代の神々と王権』『天平の木簡と文化』(1994、笠間書院)、『天平の政治と争乱』(1995、笠間書院)、『古代の王朝と人物』(1997、笠間書院)、『古代史の異説と懐疑』(1999、笠間書院)、『古代の豪族と社会』(2005、笠間書院)、『万葉集とその時代』(2009、笠間書院)、『古代史の謎を攻略する 古代・飛鳥時代篇/奈良時代篇』(2009、笠間書院)、『古代の社会と人物』(2012、笠間書院)、『日本史の謎を攻略する』(2014、笠間書院)、『現代語訳魏志倭人伝』(2014、KADOKAWA)、『思い込みの日本史に挑む』(2015、笠間書院)、『古代史の思い込みに挑む』(2018、笠間書院)、『闘乱の日本古代史』(2019、花鳥社)、『飛鳥奈良時代史の研究』(2021、花鳥社)ほか。

「2022年 『古代政治史の死角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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