1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀
- KADOKAWA/中経出版 (2015年7月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046006417
作品紹介・あらすじ
「目標は低いほどいい」「勝負に感情はいらない」「技術より"視点"が大事」17歳で世界一、34歳の今も勝ち続ける著者が語る勝敗を分けるポイント。
感想・レビュー・書評
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成長のループを習慣化。
成長の実感→モチベーション(及び練習)→成果
→成長の実感→モチベーション(及び練習)→成果
「今日一日を思い返してみて、
更なる成長のために何か気づいたことはないか」自問し、
思いついた事をメモする。
あなたが、小さな成果に向けて今始められることは何ですか?
rpg-habit.com 20冊目詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
格闘ゲームはやらないし試合もみない
ゲームのことはわからないけど
ゲームとは関係なく人生の物事の本質を捉えた考え方、価値観を学べる最良の本。
勝負事のプロの「本気」が伝わってくる
自分も「本気」でやろうと思えてくる -
今やってることはうまくいかなかったので、視点レベルで修正して場面に反映させるだったんだな
視点のレベルの考え方が同じでも、その具体的な表現方法がまったく同じにならないのは、もっと大局的に見れば、別の競技だったり分野のトップレベル同士の視点が本質的に近いとかそういうのもあるかもしれない。
元々人工物も自然現象という考え方はしていたが、他人の言動も自然現象という考え方ができなかった自分が不思議でならないくらいしっくりきた。
私も気難しい人を攻略するゲームを楽しんでたことがあるので不謹慎とは思わない。むしろゲーム感覚でできなかった時、私は苦しんで壊れてしまった
これを読んでて釈迦さんとおぼさんの100先勝負を思い出したけど、もちろん100先取ったおぼさんはすごいが、100先をやりきったのは釈迦さんがいたからなんだろうなって思い至った。
勝ったって負けたっていつだって自分の手綱を握っている、もしくはそうしようと努めている感じがする
窮鼠猫を噛ませないのはだいぶ心のありようがだいぶ違うな、相当な視野の広さからくる心の余裕を感じる
最近ようやく本当に?と思うことでも真似してみようと思えるようになったとこでした、続けてみよう
100%の正解ってないことの方が多いし、一言で答えられるような答えでないからこそ、経験談から得られる含蓄は大きいのだろうな
それ以外はまさに机上の空論
配信越しに見る梅原さんの姿に合点がいく
まさに今自分が模索していることは一通り経験して自分の糧にしているんだなという感じがして、人生の先輩だなと感じる
海外で勝つために日本のプレイヤー同士で協力してるけど、もし海外のプレイヤーが交流を求めてやってきたらどうなるのかな?
明らかにセンスないなぁと思った人が成長していく姿を見たことがあるから、とりあえずやってみればいいには賛同する
技術的にすごいのにメンタル弱いと感じる人を見かけるのはまさに終盤に書かれたことがそうなんだろう
主な戦歴すげえww -
CY22-09
勝ち続ける意志力かこちらか、好きな方を読めばいいかなと言うのが正直な感想。
これを34歳とかで書いているのはやっぱすごい。何事もトップランナーの言葉はためになる。 -
ストレスコントロール、アンガーマネジメント、内発的動機付けと成長、ミクロとマクロの視点といったテーマ(個人的な解釈)をプロゲーマーでの経験を通じて抽象化して語られた読みやすい本。
“小さな成果は、誰も評価してくれない。だから、自分のやっていることは誰よりも自分が評価しなくてはならない。”というのが響いた -
日本人初のプロゲーマーである梅原さんが結果を出し続けるための考え方を綴った本書。
他の人が気付きもしない小さなステップまで大切にする姿勢には、こちらまで力をもらえた。
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梅原氏の本を読むのは3冊目。これまでの2冊と被るところもあるのですが、読んで良かったです。
いろいろ納得できる内容でした。 -
最近eスポーツが注目を浴びていますが,このブームより遥か前からその世界で頂点に立ち続けた日本人がいます。世界のウメハラこと梅原大吾。数多の大会での優勝記録やギネス記録を持つプロゲーマーが勝ち続けられる理由はなんなのか?その精神のあり方が本人の言葉によって語られます。
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「1日ひとつだけ、強くなる。」
世界一プロゲーマーの勝ち続ける64の流儀。
14歳で日本一になったプロゲーマー梅原大吾による3冊目の本。この試合がなかったら今の自分はないと感じる大会においての梅原大吾の取り組み方や感じ方を中心に書かれている。その為、ゲームに興味が無いと読み続けるのに苦労するかもしれない。
プロゲーマーは一般的な仕事とは異なる部類に入る職だ。だから彼が感じることや作り上げた取り組み方は、一般的には応用が利きにくいものであったりするが、応用が利くものもある。
例えば、試合を場面で見るのではなく全体で見ることは、一般的な仕事においても応用が利くことに思える。目の前にある仕事だけに捉われるのではなく、全体の目的から見た場合、その目の前にある仕事はどれだけの意味合いがあるか?を理解しながらその仕事に取り掛かることは肝要と思う。例えば、目の前の仕事が予定より多大な時間を要する場合、後回しにすべきか、他人に手伝って貰うか、上司に相談するかの対策が必要か検討することがポイントになる。が、しかし、目の前の仕事だけに捉われてしまうと、そのポイントに気づかずに結局やって損するだとか悪い成果に繋がってしまう。
また「正しいことを積み重ねた先の個人差。それが個性」は、プロゲーマーらしい視点から生まれたものの様に見える。が、個性を出そうとするんじゃなく、出てしまうのが個性だ。正しく成長していけば、必ず自分だけの個性の芽が出てくる。といった視点は、一般的な私達にも言えると思う。
しかしながら、プロゲーマーの世界とは過酷なものだ。最近は、ゲーム番組も流行りだし、eスポーツも人気になり、韓国や中国は特にプロ化が進んでいる。そんなプロゲーマーになる為に、朝から晩までゲーセンに通い詰めなんて出来ん!!あんなにコントローラのボタンを素早く打ち込めん!!なと笑。それに、もしプロゲーマーと戦ったらきっと開始波動拳を避けられて嵌められて一般瞬時KOされるな・・・とも笑。 -
【由来】
・hontoのお正月30%セール、加えて期間限定50%オフで。
【ノート】
・著者はプロのゲーマー。ダイゴの名は世界中で通じる名前で、Youtubeで検索をかけると「伝説」と言われる彼のプレイの数々を見ることができる。
・本書は、ダイゴの前著である「勝ち続ける意志力(小学館新書)」との重複もあるが、それをより深掘りしたという印象。ゲーム戦歴における具体的な彼の足跡をたどりながらの解説は、ゲーマーなら、より理解できる(ただしストリートファイター?まで体験しておいたほうがよい)。ただ、ゲーマーじゃなくてもハッとさせられる記述に出会えるはず。
・現状に対して、少し自分の中で非建設的な不満が澱のように堆積し始めている最近なのだが、自分への甘えについてハッと気づかせてもらった。
・サブタイトルに「64の流儀」なんて書いてあるが、何てことはない、全部で64章あるというだけのこと。各章に必ず1つ、流儀と呼べるようなポイントが抑えられているわけでもない。もとより著者自身が「64」という数字は本書のどこでも言及していない。これは今風の流儀か。もしかしたら編集者が「伝え方が9割」を読んで実直に実践しただけだったりして。