バッグは、3つあればいい 迷いがなくなる「定数化」

著者 :
  • KADOKAWA
3.15
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本棚登録 : 400
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046024596

作品紹介・あらすじ

あふれるほどのものに囲まれていた頃、私は人生におけるあらゆることに対して腰が重い人間でした。せっかくの休日、何をするにもまずは家事を終えてからでないと自分の時間をもってはいけないと思っていました。けれど、それが億劫で先延ばしにし、何をするでもなくソファで横になり、気づけば夕方、結局何もできないまま1日を終えるということがよくありました。その度に「今日も何もできなかった」という罪悪感を覚えていました。ものを減らして身軽になってから、フットワークが軽くなりました。ものが少なければ片づけも掃除もすぐに終えられるので、さっと家事を終えて、好きなことに取りかかれるようになったのです。だからこそ、この状態をキープしたいと思いました。

 意識せずに暮らしていると、ものはどんどん増えていきます。そこで登場するのが「定数化」です。数を意識すると、ものが増えるのを防げます。例えば、バッグは用途別に1つずつと決めれば、似たようなものに出会ってときめいたとしても「この用途のバッグはもう既に持っている」と気づけます。湧き上がった物欲を冷静に見直し、物量のリバウントを防ぐために有効なツールが定数化なのです。

 定数化することで、「あれもこれも持っていない」という飢餓感から解放されます。似たようなものをいくつも買うという無駄もなくなります。数を絞ることで1つ1つにかけられる予算が上がり、買い物に慎重になるので、おのずとお気に入りのものに絞れます。
 身軽になりたいけれど、何をいくつ持てばいいのだろうかと悩む方や、出かける先々で物欲に振り回されて困っている方、物量のリバウンドに悩む方。この本が、そんな方々にとって少しでも助けになれば幸いです。(「はじめに」より一部抜粋)

感想・レビュー・書評

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  • 断捨離系の本で、「定数化」をキーワードとする。

    「定数化」と聞いて、旧陸軍の「員数」、すなわち隊に配備された物品の帳簿上の数、のことを思い出した。
    「一下級将校の見た帝国陸軍」(山本七平)

    [目次]

    Chapter 1 「定数化」すると家が片づく
    ものの数を意識するようになりました
    定数を決める前はどうだったか?
    定数化するようになったきっかけ
    定数化するとこんないいことが
    こんな風に定数化しました
    定数化より「定量化」が向いているものもある ほか

    Chapter 2 「もの」を定数化する
    傘は1人1本
    シャーペンは用途別に1本ずつ
    テレビは一家に1台
    椅子は1人1脚のみ
    寝具は1人1セットのみ
    タオルは定色化する ほか

    Chapter 3 「服」を定数化する
    服を減らすとお気に入りがやってくる
    バッグは3つあればいい
    普段使いの靴は4足だけ
    特別な用途の靴は1足ずつ
    シーン別 靴の使い分け方
    夏の私服は7着 ほか

    Chapter 4 ものを増やさない。無駄を省く
    定期的に持ち物を見直す
    ペットボトル飲料は買わない
    コンビニのスプーンはもらわない
    ホテルのアメニティは持ち帰らない
    セールに行かない
    モバイルバッテリーは「定数1」を守り抜く ほか

  • ブログやYouTubeの内容がコンパクトにまとまっていて、テーマ同様、内容もミニマル。さっと読めるけど、必要十分な内容。たびたび読み返して、自分のその時の生活を見直したい。

  • ミニマリストやモノの少ない暮らしに興味のある人、でもどんな物を持てばいいかわからない人の参考書みたいな印象でした。(ハウツー本とも少し違うような)


    ■読み始めたきっかけ
    ・instagramでおふみさんの投稿を見てミニマリストライフいいなぁと思ったから。
    ・本屋で立ち読みして気になったから。


    ■読了後の内容まとめ
    ・おふみさんの生活における持ち物紹介を通したミニマリストのライフスタイルの紹介本、という印象。
    ・ものをたくさん持つのではなく上限を決めて持つことと、それを実行したおふみさんの生活がわかるような内容。
    「今はこんな持ち物をこれだけ持って生活してるよ。持ち物はこうやって使ってるよ」
    「この持ち物を選んだ理由は●●だよ」
    「これは●●な理由で手放したよ。その結果こうなったよ」
    ……という感じをカテゴリ別(服、家具、キッチン用品…)に取り上げている感じ。



    ■感想
    ・ミニマリストやモノの少ない暮らしに憧れるけど、何をどれだけ持っていればいいの?という疑問の参考になると感じた。
    ・おふみさんが物を選んだり手放した理由やそれがどう生活に影響しているかリアルな感想が書いてあるので、ミニマリストライフのイメージが湧きやすい。
    ・おふみさん自身が描かれたイラストがたくさんあり読んでいて楽しい。文字が沢山のハウツー本が苦手な人にはおすすめかも。
    ・よし、アクションしよう!と思ったときにおふみさんが実際に使っているアイテム名が記載されているので真似しやすそう。

    面白かったし読みやすかったけど、すごく印象に残ったかと言われるとそうでもないので★3。


    ■参考にできそうなもの
    旅行用タオルは速乾性のあるもの1枚にする
    →よくタオルを入れ忘れそうになるのでいいアイデアだなと。

    気温ごとにコートを持つ
    →コートや上着ってつい買っちゃうけど、気温ごとに一着にすればいいのか。なるほど。

    持ち物を定期的に見直す
    →おふみさんのブログでも見る今月のin/out。
    あれいいなぁと思っていたけどやっぱり良さそう。モノの出入りを俯瞰的に見れる。

  • 持ち物は定数や定量を決めましょう、ということ。
    イラストも可愛くて読みやすかったです。

    バッグなら旅行・アウトドア用、普段・荷物多いとき用、キレイめ用の3つで定数。
    マニキュアならケースを決めて入る分だけとして定量。

    他にも、化粧品は黒、タオルは青系など定色化すると見た目もスッキリしてオススメとのこと。

  • 定数化と定量化、自分に合わせてものを持つ。

  • 「はじめに」に書かれていた著者の言葉に共感しまくり。このまえがき部分が最も印象に残った。
    ネイルの定番デザインを持つなど、持ち物だけでなく、自分の基準を持って暮らしているところは参考にしたい。

  • そういう人もいる。
    やっぱり好みは人それぞれすぎて参考にはできなかった。

  • わかりやすく、参考になった。
    内容がダブってるところが多く、ページ稼ぎ?
    具体的なブランドや商品名を明記しているところは
    ポリシーを感じて、自分的には好感触。

  • イラストを眺めるための本。
    描いてある内容は筆者のyoutube動画と同じ。

    動画のイラスト本版という感じ。

  • シンプリストを目指しているので参考にしたいなぁーと思い読んでみた。感想は、うーん。まぁまぁ、よくある感じかな。

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著者プロフィール

元・汚部屋の住人。物を捨てられないマキシマリストだったが、引っ越しを機に「身軽になりたい」と決意、130kgもの断捨離に成功しミニマリストの道へ。物や服の所持数を決めてそれ以上は増やさない「定数化&定量化」などを行ったところ、家が整い、家事が楽になることに気づく。今や、家財道具は大型バン1台におさまる物量に。整理収納アドバイザー1級の資格を活かして、シンプルでかわいい図解イラストで「ちょうどいい小さな暮らし」についての情報を発信中。インスタグラムのフォロワーは8万人超。

「2023年 『おふみさんの捨てログ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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