壊されつつあるこの国の未来

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 59
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046040985

作品紹介・あらすじ

第1章 官僚がおかしい、政治家がおかしい
第2章 北朝鮮情勢はどこに向かう 
第3章 思いもよらなかった事件が増えている
第4章 メディアを巡る闇

感想・レビュー・書評

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  • 新聞やテレビからの情報や論評がすべてではないと改めて認識することができた。一方、辛抱さんの見方や考え方が全て正しいとも思えない。これから起きる事件や事柄に対して様々な視点、立場で考え読み取ることが大事。

  • 有料メルマガを一冊の本にしたもの。壊しているものの代表的なものは役人。それからマスコミ。特に朝日新聞をターゲットにしているのが辛坊治郎さんらしいところ。朝日新聞の誤報は問題だと思うが、保守系の新聞も多いと思うのだが取り上げない。という辛坊治郎さんの態度が誤報っぽい気はするのですが。少し右寄りという微妙なところの立ち位置が珍しく面白く読めた。

  • 繰り下げ年金受給の損益分岐点は12年で元が取れる仕組み。
    1940年、斎藤隆夫議員による反軍演説。
    独裁や恐怖政治は、ある日突然空から降ってくるわけではなく、民主主義がそれを作り出すこともある。ヒットラーもしかり。
    少年法適用18歳に警官として拳銃を持たせる!
    96歳の末期がん患者にオプジーボを投与してがんが消滅。二年間で5000万円使用。
    隠れキリシタンと潜伏キリシタン。改めて神父に洗礼を受けた人が潜伏~
    安田さんが堂々と日本政府にお礼が言えない理由。

  • この本の一番フレッシュな部分が「はじめに」と「おわりに」である。本の内容自体が過去のメルマガの焼き直しであるため、ここの2箇所を新たに書き下ろしたのだが……。この本の一番の価値がここに来ている。この項で話題になっているのは安田純平氏。そう、シリアで拘束されていたあの人である。その記者会見での言説に辛坊さんはなんとも言えない感心をしています。この記者会見で安田氏は見事な八方美人を演じます。なんというか色々とぼかした一見誰もが納得するような会見であったと。果たして思想性を守ることは全てに優先するのでしょうか。

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著者プロフィール

1956 年大阪府出身。早稲田大学法学部卒業後、讀賣テレビ放送に入社。プロデューサー・報道局解説委員長等を歴任し、現在は大阪綜合研究所代表。
「そこまで言って委員会NP」「ウェークアップ!ぷらす」「朝生ワイドす・またん!」「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」などのテレビ・ラジオ番組で活躍。近著に『風のことは風に問え―太平洋往復横断記』(扶桑社)、『日本再生への羅針盤~この国の「ウイルス」を撲滅するにはどうしたらいいのか?』(光文社)などがある。

「2022年 『この国は歪んだニュースに溢れている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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