藝術の国日本 画文交響

著者 :
  • 角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (612ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046211873

作品紹介・あらすじ

絵画と詩歌、美術と文藝-二つの領域が響き合い、親和する列島の文化空間を往還し、藝術の国としての日本のすがたを描く論文とエッセイの連珠集。

感想・レビュー・書評

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  • 今井俊満とパリ日本館で同宿だったとか、森有正と親交があったとか、そんな時代の美術研究者。
    分厚い「画文交響」の本だが、私は「小出楢重」の章が面白かった。江戸文化とも西欧文化とも異なる関西文化の粋・・、画文の人。あの谷崎の「蓼喰う虫」の挿絵はもう抜群で大好きだから。

  • 手を伸ばせば
    そこに
    こんな芸術があるよね

    その気になれば
    すぐ近くに
    気持ちをのびやかにしてくれる
    ものが
    ここに
    あるよね

    私たちは
    私たちの国の
    芸術たちを
    本当に
    知っていないなぁ

    心地良く
    気持ちを揺らされる
    一冊です

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著者プロフィール

芳賀 徹(はが・とおる):1931?2020年。東京大学教養学部教養学科卒、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。博士(文学)。東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、日本藝術院会員。プリンストン大学客員研究員、京都造形芸術大学学長、静岡県立美術館館長などを歴任した。主な著書に『絵画の領分──近代日本比較文化史研究』(大佛次郎賞)、『文明としての徳川日本──一六〇三─一八五三年』(恩賜賞・日本芸術院賞)、『外交官の文章──もう一つの近代日本比較文化史』などがある。

「2023年 『平賀源内』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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