ペギー・スー 2 蜃気楼の国へ飛ぶ (角川つばさ文庫 E ふ 1-2)

  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046310651

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  • ペギー・スーシリーズ第2巻。
    今回の舞台は
    砂漠の町にゆらめく蜃気楼。

    甘い蜃気楼の幻に魅せられて、現実から逃げだした多くの人々。一度逃れてしまうと、まともな形ではもう二度と現実世界に戻れないー。

    幻の中でしか生きられない。
    いつか望んだ幻が、逃げ出した現実よりもひどい仕打ちを与えている。そのことに彼らは気付いているのでしょうか。

    ***
    前回に引き続き、人間の愚かさや浅はかさが色濃く表現されているような作品。

    そしてこのシリーズは、本当に読者に息をつかせません。
    そういう意味では面白いですが、なかなか先の読めない展開の連続に、人によっては少し疲れを感じてしまうかも。

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著者プロフィール

1951年、フランスパリ生まれの人気SF作家、推理小説。
母親の精神障害のせいで不遇な幼年時代を送る。80年に発表した『病める都市の断面図』でフランスSF大賞を受賞。81年の『深淵に種蒔く人々』でアポロ賞受賞。その後SFのジャンルを超えて、幻想小説、ミステリー、歴史小説にも進出し、94年に発表した『真夜中の犬』でフランス冒険小説大賞を受賞。2000年からはサン=ジェルマン出版のマスク双書の編集主任も務める。
2001年から刊行したジュニア向けファンタジー『ペギー・スー』シリーズは30ヶ国語に翻訳された。
2010年代に入っても『エージェント13』シリーズなど数多くの作品を発表してい る。

「2017年 『闇夜にさまよう女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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