長ぐつをはいた猫 (角川つばさ文庫 E へ 1-1)

著者 :
制作 : シャルル・ペロー 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.56
  • (1)
  • (4)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046312143

作品紹介・あらすじ

死んだお父さんの財産を分けることになった3兄弟。長男は水車小屋、次男はロバをもらったけど、末っ子・ジャンの取り分はなんと猫のフィロー1匹だけ!落ちこむジャンに-「わたしがご主人を幸せにしてみせます」なんと猫が話しかけてきた!?おいしい食事に住むところ。何でも手に入れてしまうだけでなく、フィローの天才的な知恵によって、さえないジャンがみるみる変身していく…!夢と友情あふれる名作。小学中級から。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 原作は大人視点で読むとツッコミどころ多すぎなんだけど、その疑念を打ち払い更に楽しい物語に仕立て上げたのがこのお話。いやちょっとご都合入ってるけどそこはご愛敬ということで。期待以上の面白さだった。いいねえこれ。
    こないだ『ニッポン無責任野郎』を再見した時にこれってピカレスクロマンだったのねと今更ながらに思ったんだが、その後原作の方の「長ぐつをはいた猫」を読み返したら猫が植木等に見えて困った。で、あとがきに書かれている猫の名前を「フィロー」にした理由を読んで、そうそう!といたく共感した次第であります。

  • フィローがとてもかしこかった。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

東京都出身。著書に『秘密結社でいこう!』(角川スニーカー文庫)、『長ぐつをはいた猫』『日常の夏休み』『ナナマルサンバツ』『ちょい能力でいこう!』『劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争』(いずれも角川つばさ文庫)、『小説 二月の勝者‐絶対合格の教室‐春夏の陣』(小学館ジュニア文庫)など。

「2022年 『逆転の天下人 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊豆平成の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×