長ぐつをはいた猫 (角川つばさ文庫 E へ 1-1)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年2月15日発売)
本棚登録 : 36人
感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046312143
作品紹介・あらすじ
死んだお父さんの財産を分けることになった3兄弟。長男は水車小屋、次男はロバをもらったけど、末っ子・ジャンの取り分はなんと猫のフィロー1匹だけ!落ちこむジャンに-「わたしがご主人を幸せにしてみせます」なんと猫が話しかけてきた!?おいしい食事に住むところ。何でも手に入れてしまうだけでなく、フィローの天才的な知恵によって、さえないジャンがみるみる変身していく…!夢と友情あふれる名作。小学中級から。
感想・レビュー・書評
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原作は大人視点で読むとツッコミどころ多すぎなんだけど、その疑念を打ち払い更に楽しい物語に仕立て上げたのがこのお話。いやちょっとご都合入ってるけどそこはご愛敬ということで。期待以上の面白さだった。いいねえこれ。
こないだ『ニッポン無責任野郎』を再見した時にこれってピカレスクロマンだったのねと今更ながらに思ったんだが、その後原作の方の「長ぐつをはいた猫」を読み返したら猫が植木等に見えて困った。で、あとがきに書かれている猫の名前を「フィロー」にした理由を読んで、そうそう!といたく共感した次第であります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フィローがとてもかしこかった。
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