サウンド・コントロール 「声」の支配を断ち切って

著者 :
  • 角川学芸出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046532398

感想・レビュー・書評

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  • タイトルを見る限りでは、ラジオを使ったものなどのサウンドによる脳へのコントロールだと思っていたのだが、まったくそういうものではなかった。若干最後のほうでは触れているのだが、全体を通してみて歴史というほうが近いのではないかと思う。始めのところで、動物のほうが人間と違い何倍も感覚器官が発達しているということを言っており、その例として白鳥をあげて所々に挟んでいるが、一体どういうことを言いたいのかあまりよく伝わってこなかった。歴史の著として読むのなら、そう違和感はないのだが、これを洗脳、マインド・コントロールを理解しようとして読むのならば、大いに期待を裏切られるに違いない。

著者プロフィール

1965年生まれ。作曲家=指揮者。ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督。
東京大学大学院物理学専攻修士課程、同総合文化研究科博士課程修了。第一回出光音楽賞ほか受賞。東京大学大学院情報学環・作曲=指揮・情報詩学研究室准教授。『さよなら、サイレント・ネイビー』(集英社)で第4回開高健ノンフィクション賞受賞。

「2009年 『ルワンダ・ワンダフル!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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