マンガの脚本概論

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  • 角川学芸出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046538017

感想・レビュー・書評

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  • 京都精華大学における、マンガのお話の創り方についての事が書かれてあり、学生のマンガを講評するというかたちで、どういう形で書いたらストーリーがうまくいくのかが書かれてあります。学生に向けて書かれているのでとてもわかりやすいです。

  • 桂先生の騒音表現とかよしなが先生の長台詞とか普通に流し読んでたところの解説に唸らされてしまった。

  • 見本として出てる著者の作品があんまり魅力がない気がする。いろいろ詰め込みすぎて見づらいし内容も取りづらい。学生がかいた漫画の批評もあって参考になる。ただ、著者の頭の中にある「漫画」というのが、最近の漫画に比べて少し古いと思った(漫画記号の使い方など)。脚本概論と銘打っているが、どのように情報を漫画に詰め込むかという技術的な話がメインで、プロットの作り方、話の練り方は踏み込まれていない。この本もおもしろいけど、竹宮惠子のマンガ教室の方がいいかな。

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著者プロフィール

1950年、徳島市に生まれる。徳島大学教育学部中退。68年『リンゴの罪』でデビュー。70年、雑誌連載をきっかけに上京。以後、SF、同性愛、音楽、歴史などを題材に多彩な執筆活動を展開。80年、『風と木の詩(うた)』『地球(テラ)へ…』により第25回小学館漫画賞を受賞。主な作品に『ファラオの墓』『イズァローン伝説』『私を月まで連れてって!』『紅にほふ』『天馬の血族』『マンガ日本の古典 吾妻鏡』などがある。京都精華大学にて2000年~教授就任。14年~18年学長。2014年紫綬褒章受章。

「2021年 『扉はひらく いくたびも 時代の証言者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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