ねことじいちゃん(8) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
- KADOKAWA (2022年3月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046805966
作品紹介・あらすじ
大吉さんは思い出します。
受験の日に母が持たせてくれたかつ丼弁当、
停電で真っ暗な家で妻と食べた“闇弁当”、
戦時中、疎開してきたあの子が
持っていたアルミのお弁当箱。
お弁当をめぐる物語がたくさん登場する
今巻は、読みながらちょっぴり
お腹がすいてくるかもしれません。
じいちゃんとばあちゃんと猫ばかりが暮らす島のエピソードを、四季折々の彩りにのせてお届けします。
【もくじ】
春
1話 猫の島
2話 ばあさんの弁当箱
3話 課外授業
4話 畑仕事とおむすび
夏
5話 東京から来た子
6話 食べものの絵
7話 アルミの弁当箱回収
秋
8話 島のYoutuber
9話 闇弁当
10話 ある日のふたり
冬
11話 若先生の竜田揚げ
12話 受験の日
13話 旅立ちととんかつ弁当
14話 剛のリモート帰省
15話 弁当のある風景
感想・レビュー・書評
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いつも変わらず、それが良い…美味しそうだったり懐かしいお弁当の話でした。猫がたくさん居てタマさんもちゃんと居て落ち着きます。
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今回も穏やかな島の生活がみれてよかったな〜
お弁当のお話が素敵でしたね。誰かのためにつくる幸せ。誰かと食べる幸せ。思い出として残る幸せ。いいな〜
ぜひ〜 -
次回が楽しみ過ぎます。
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お弁当にまつわるエピソード15話。
コロナ禍のさなか、自粛生活が続き、おむすびやのり弁当を作作って食事をきりもりしていました。どことなく、楽しいような物足りないような時間をすごしました。料理が上手くできるとそれはそれなりに、うれしくもあるのですが、本当に食べることと、作ることが近すぎるのです。この本にでてくるお弁当は、受験のときのおかあさんに作ってもらったお弁当や、絵のうまい都会からの疎開に伴う転校生が描いたお弁当など、たくさんの季節の彩りに思いに支えられたお弁当です。さりげなく、それでも大事なお弁当なのでした。おいしいものをただ、食べる幸せには、たぶん限度があるのかもしれないです。
コロナの余波は更新されてまだ続いています。今度は、物価高という理由もつけ加わったようです。なかなか大変なことになってきたようですがどんなお弁当を食べたいですか。おいしいお弁当ならなによりですが、お弁当箱に入っているのは食べ物ばかりでなくて気持ちなのだなあ。そんなことを思った一冊でした。 -
今回も読むと優しくほっこりするマンガでした。
いろんな人の思い出のお弁当の話や、YouTubeに関するエピソードが、中心です。
間に入っている4コマも可愛くて、面白いです。 -
大吉じいちゃんと弁当にまつわる思い出話。弁当いろいろ、今はカラフルなオシャレな弁当もあるけど、大吉じいちゃんの少年のころ、つまり戦時中は芋ご飯しかも麦が大半を占めてたりとそんなんだったんだなとつくづく。サツマイモをふかしただけだとかも。大吉じいちゃんの中学生の頃、弁当の汁がこぼれてノートを汚し、母親に文句を言うと翌日は白米だけと弁当に笑ってしまった。受験の時の大胆なトンカツ弁当にも母親の愛情を感じる。そんな大吉じいちゃん、ねこと一緒に島の人々に愛されて暮らしている。
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今回は全体に「お弁当」がキーワード。
畑仕事に持って行く。
子供たちとの遠足に持って行く。
自分がお母さんに作ってもらった思い出。
新しい家族と食べる味。
疎開してきていた都会の子との話が
静かに心に残ります。
若先生が頑張って作ったお弁当も!
しかし、島にもYou Tuber登場とは
最先端ですね〜。 -
人の温かさの詰まった話しと
癒される絵が大好きです -
いろんなお弁当と猫
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ねことじいちゃんも8巻。
癒しを求めてお取り寄せ。
本巻は弁当にまつわるエピソード多め。母親に作ってもらった最後の弁当ってどんなだったっけ。
大吉さんとタマだけじゃなくて、子猫も出てきたので、こりゃまだまだ続くな。
蒲団を干すと、最初にそのポカポカを楽しむのはねこの特権です。人間も一緒にご相伴に与ると落ちちゃいますね。