グッバイ宣言 (MF文庫J)

著者 : 三月みどり Chinozo

• KADOKAWA (2021年10月25日発売)

作品紹介・あらすじ

単位さえ落とさなきゃいいや、学校に行くのは最低限でも。
でもまあ、無難に勉強はして、普通に大学にも行って、なんとなくサラリーマンとかになって……。
家に籠ってゴロゴロしながら、そんなありきたりな未来を思い描いていた。
でも高校最後のあの春に、破天荒で天真爛漫で、そして誰よりも夢に向かって真っすぐなキミに出会い、染められてしまったんだ。

正反対のはずだった二人が出会い惹かれ合う。
恋と夢の実現という天秤で揺れる、二人の選択は――。

本当の自分自身と向き合い、うわべだらけの昨日にサヨナラを宣言し、青い春に狂い咲け！

感想・レビュー・書評

[コプ眠さんの感想 · 2022年6月7日]

引きこもり礼賛小説かとおもいきや、現実でガンバローという、至極真っ当な内容です。表紙・ボカロ曲で妙なポーズ決めてる女の子は学校有名人七瀬レナ。高三で隣の席になるが、学校嫌いの主人公(♂)は初登校も遅め。主人公が学校嫌いな理由や、レナちゃんの過度に明るく唯我独尊行動の訳など、あまり予想の範囲から外れないけど、自分を大切に頑張る様はなかなか好印象。ボカロの寿命は結構長いので、この本は試しに小学校入れてみようかと思いました。

[ラッキーさんの感想 · 2021年11月14日]

歌は知らないまま読んだが、どんなきっかけでもいいから、自分の夢ややりたい事を見つけるって大切。やたら、いじめや余命、タイムリープファンタジーのラノベよりよっぽど読みやすかった。

[ゆみさんの感想 · 2021年11月1日]

最後まで翔は夢を持たないのかと思ってたけど、最終的に夢を作り、達成してよかったです。ガチで泣きました笑感動したり、面白かったり、歌を知ってたら、ここのシーンはここの歌詞をイメージしてるのかなぁって想像もできます！これ以上言うとネタバレになるので言わないけど、呼んでください！いや、読め！読まないと後悔する！人生の半分くらいは損してるってくらいいい本です！この本がきっかけで小説を好きになってくれると嬉しいです！

[ういさんの感想 · 2022年12月25日]

凄い良かった、レナちゃんは元気でまっすぐででも悩んでいることはあっておっきな夢があって、翔くんはどんどんレナちゃん色に染まっていっていて、最後は翔くんが立派に思えた。二人がしたロミジュリ。211ページの絵、カラーで見てみたくなりました。空き教室で二人が一緒にいて楽しく話しているところは読んでいてほっこりした。最後に翔くんが不登校の子のところに行ってレナちゃんの話するとき、翔くんは本当にレナちゃんのこと好きなんだな～。と実感した。

[takoさんの感想 · 2022年11月13日]

引きこもり絶対ジャスティスな主人公が籠居生活にグッバイ宣言して青春に狂い咲く話。

ありがちな青春ラブコメのテンプレ話の詰め合わせ。元引きこもりとは思えないコミュ力の高さ。

テンプレ青春ラブコメを読みたい人にはオススメ
☆2.4

[さーさぴさんの感想 · 2023年6月7日]

白パーカー着てるのかわいい！
面白かった！

[権兵衛さんの感想 · 2023年2月18日]

「グッバイ宣言」を聞いたことがある程度で読んでみました。
歌詞の内容とか吟味してないけど、この小説はおもしろかった。
だって、夢を持っている人が、それを真っ直ぐに追いかけるという話だから。

私個人的に夢を追いかける人が好きだから評価5です。
ラノベらしく読みやすいのでオススメです。

[seijobookclubさんの感想 · 2023年2月6日]

グッバイ宣言の裏には、こんな物語がある！
人気なchinozoさんのヒット曲の小説です！


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[らいらさんの感想 · 2022年9月3日]

youtubeの曲に合わせたノベライズ作品。
引きこもりの主人公が、学校の問題児ヒロインに出会って、そこから人生が変わってゆくお話。ストーリーとしては、引きこもってないで現実に立ち向かおうという至極全うな話。元のボカロ曲は知らないが、おそらくそういう意図の歌詞なのだろう。

[晴也さんの感想 · 2022年5月30日]

予想をなぞりつつも、期待を裏切らない展開となっていて、歌の良さを引き出しつつ新たな解釈を示す話で面白かった。