探偵はもう、死んでいる。10 (MF文庫J)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 118
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046827661

作品紹介・あらすじ

辛くもスカーレットによる《吸血鬼の反乱》を止めた君塚たち。だがそれと並行して《怪盗》アルセーヌの脅威は確実に進行し、《暗殺者》加瀬風靡を中心としてあらゆる正義勢力が《怪盗》を追い詰めていくのだが――

感想・レビュー・書評

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  • アルセーヌに盗まれた事実に気が付かないのは、コードの影響によるものだったのか。

    国の在り方を変えようとしたテロリストが容赦なく処刑されてしまい、以降の圧政がより強くなったというのは、ライアンの葛藤は相当辛いものだと思う。何が正義なのか。

    本当の悪の前では、正義なんてものはいくらでも揺らいでしまうというのはよく言ったものだ。

  • 背ラベル:913.6-ニ-10

  • 【Bookwaler】表紙に描かれた病衣に身を包み渚に車椅子を押されている君彦の姿に、不穏なものを感じながら読み始めることになった今回。《怪盗》の追跡と対峙を中心に描かれますが、これまで謎だった《虚空暦録》や《特異点》などの真実が明らかになって、いよいよ物語がクライマックスに向けて動き始めた感じがしました。今回は特に、登場人物たちが立場は異なれど己が抱く『理想』と貫くべき『意志』を真っ向から打つけ合う展開に胸が熱くなりましたね。そしてその中に挟まれる君彦としたヒロインたちとのラブコメシーンに癒されましたね。続きを楽しみにしています。

  • 表紙のイラストからまさか今度は君塚が…と心配になりながら読み始めました。

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