夏凪渚はまだ、女子高生でいたい。1 探偵はもう、死んでいる。Ordinary Case (MF文庫J)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046827708

作品紹介・あらすじ

――普通の女子高生になりたかった。この『命』は、女子高生になることを願っていたから。あたしは、渚。夏凪渚。きっとまだ何者にもなれていない、ただの女子高生だ。少しだけ人と違うのは、病弱で最近まで学校に通えてなかったことくらい。でも奇跡的に適合するドナーが現れて手術に成功した。変な時期の復学になったけれど二人の親友のおかげで、念願の普通の高校生活を手に入れたのだ。そう、ただの女子高生。でも、この心臓の持ち主のことが気になって……。この町にいるという噂のどんな事件でも解決する少年を探すため、親友たちと学校で話題の変な事件を調べていると――。

感想・レビュー・書評

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  • 【Bookwalker】夏凪渚が君塚君彦を見出すまでの女子高生ライフを描く「たんもし」前日譚。夏凪は「たんもし」ヒロインズの中でも個人的にお気に入りなので、こういうスピンオフが読めるのはとても嬉しい。本編では登場しない二人の友人とともに、夏凪が<探偵代行>として学園を中心に起こる事件や謎に挑むわけですが、(若干)ほのぼの日常系かと思わせておいてガッツリ本編の背景も絡んでくる展開に熱くなりますね。笑いと涙と友情と百合風味が入り混じる楽しい連作短編集でした。続編があれば嬉しい限り。

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