シャーロック+アカデミー Logic.2 マクベス・ジャック・ジャック (MF文庫J)
- KADOKAWA (2023年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046827746
作品紹介・あらすじ
「後輩クン──キミ、フィオの助手になってよ」 現シャーロック・ランク七位の衒学探偵・万条吹尾奈の誘いに乗って連れていかれた依頼先は個人所有の島。とある大富豪が、犯罪王の計画書〈マクベス〉を手に入れたというのだ。そのお披露目として、名のある探偵を招待し推理イベントを全世界に配信する──はずが、集められた名探偵たちの前で、本当に殺人が起こってしまう。さらにホログラムがハックされ、島は、目に見える物全てが信じられない絶海の孤島へと変わってしまい──!?正規に招待された名探偵の一人、詩亜・E・ヘーゼルダインと助手として巻き込まれた不未崎は、犯人と計画書〈マクベス〉の目論見を打破できるのか?クローズド・サークルを内外から攻略していく第二弾!
感想・レビュー・書評
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これはまた、なかなかに新鮮な読み応え。
1巻は推理モノ全開な印象だったのに対し、2巻は推理モノをメタった作品を楽しむイメージ。
『推理モノ』を軸に、ラノベらしいキャラクターの魅力や会話劇をふんだんに取り込んだ作品で、楽しく読めました。
読み終わっての端的な感想は、よくこんなメタり方を考えるなぁーと。作者の推理小説マニアっぷりがものすごーく伺えます。
ミステリーではなくラノベとして楽しむ作品だったので、ミステリーが苦手な方も是非。逆に、本格ミステリーを期待として読むと首をかしげる事間違い無しなので、そこはご注意。 -
ライトノベルとしては良かったと思う。
謎解きミステリとしては、評価に困る。
金田一耕助シリーズのファンとしては、このノリで継承者が出てきたら困惑する可能性があるな、と感じた。
人の感想を見聞きすると、私が読解できていないだけな気がするので、ライトノベルを勉強して出直してきたいと思う。