JK漱石 2 (BRIDGE COMICS)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 45
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (132ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046829030

作品紹介・あらすじ

文豪、夏目漱石没から百年――漱石は女子高生として現代に転生していた!?才色兼備な女子高生、朝日奈璃音には人に言うには憚られる秘密があった。それは、自身がかつて明治を代表した文豪、夏目漱石であったという記憶。今生ではなるべくストレスに悩まされず、健康を愛し、静かに生きよう――。そう願うも何かと目立つ漱石はひっそり生きるのも難しく…?個性豊かな女子高生たちと元文豪・夏目漱石が織り成す、ゆるっと知的な文豪コメディ、第2巻!!

感想・レビュー・書評

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  • (1巻だけでなく、2巻も一緒に買っておいてよかったー)
    で、引き続き読破したのですが、
    1巻の内容よりテーマが乙女小説的になっていて、より漱石の生きた、明治〜大正世界とJK世界が接近している感じがしました。

    1巻の乙女の悩みも確かに普遍的悩みなのですが、2巻に出てくる悩みのほうがより女学校的(女子高ではない)という感じを受けました。...うん、うん、とても良いです。

    そして私的には第八話の表紙がどストライクでした。
    洋風建築図書館の窓とカーテンと主人公。

    (美しい窓にはカーテンがかかっていなくてはいけません。カーテンはきちんと束ねておかなくてはいけません)
    主人公ー漱石はちゃんとカーテンを束ねたいのです。  
    特に美しくとか、技巧的ではなしに、ただ普通にいつもの女中や妻がやるように。
    でもそれは難しいことではないが、一朝一夕にできることでもないのです。
    日常の中に宿る、調和の美しさ。
    折り目正しいーという言葉を、思いださせてくれる構図でした。

    1巻、2巻を再読し、またフェティッシュな部分を見つけつつ、3巻を待ちます。



  • 1巻が半額セールだったので試しに買ったら面白く、2巻も購入。

    夏目漱石が令和の女子高生に(前世の記憶を保持したまま)転生するという、ちょっぴり知的なコメディである。

    作者は漱石マニアとして知られる人らしく、細部までよくできている。

  • この転生モノは楽しい!
    そうよねぇ〜
    漱石先生、甘いものお好きでしたね。
    胃が痛くならずに味わえるなら
    転生も悪くないことでしょう。

    女子高生ならではの
    なんかめんどくさい友情ネタに
    巻き込まれたりしてるけど
    人生経験が違うから(笑)
    素敵なアドバイスなさってます。

    あと「明治人という設定」で参加する
    SNSの話が最高でしたヽ(´▽`)/

  • 「JK漱石」
    2巻が出ました。
    漱石画現代の女子高生に転生し、現代国語で漱石の解釈を受ける話です。
    (^∀^)
    よくこんなこと、思いついたよ
    で、とても面白いです。
    日本文学のうんちく、だだ漏れです。

    2023/11/27 更新

  • 香日先生が描く転生ものの夏目漱石先生in女子高生なので安心感、安定感があって読みやすく面白いです。
    最近流行りの転生ものですが香日先生が執筆していると聞き単行本と配信をリアルタイムで追っています。このまま長く続いて欲しいので今後の展開も今から楽しみです。

  • 初版 帯

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著者プロフィール

漫画家。青森県生まれ。著書に『先生と僕 夏目漱石を囲む人々』『漱石とはずがたり』『夏目漱石解体全書』『ステラ』『大正四葉セレナーデ』『おじさんとポニーテール』など。

「2018年 『先生と僕 夏目漱石を囲む人々 作家篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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