- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047021365
作品紹介・あらすじ
京都の夏の風物詩、祗園祭。しかし、この夏を代表する祭礼である祗園祭が、中世・戦国時代には真冬に行われたことがあった。また祗園祭は、一般に京都の町衆の祭、あるいは権力に抵抗する民衆の祭というイメージが広く流布しているが、それはなぜか。これらの疑問を出発点として、中世祭礼としての祗園祭の実態に迫り、戦国京都を舞台に繰り広げられた、京の町衆、比叡山延暦寺などの社寺、室町幕府との関係など、祗園祭をめぐるさまざまな視角から、中世社会の実相を描く。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
京都の夏の風物詩、祗園祭。
しかし、この夏を代表する祭礼である祗園祭が、中世・戦国時代には真冬に行われたことがあった。
また祗園祭は、一般に京都の町衆の祭、あるいは権力に抵抗する民衆の祭というイメージが広く流布しているが、それはなぜか。
これらの疑問を出発点として、中世祭礼としての祗園祭の実態に迫り、戦国京都を舞台に繰り広げられた、京の町衆、比叡山延暦寺などの社寺、室町幕府との関係など、祗園祭をめぐるさまざまな視角から、中世社会の実相を描く。
[ 目次 ]
第1章 イメージとしての祗園祭(紙芝居「祗園祭」;小説『祗園祭』と映画『祗園祭』)
第2章 天文二年の祗園祭(天文元年~二年六月の政治状況;天文二年の祗園祭)
第3章 室町幕府にとっての祗園祭(祗園祭の再興;幕府と祗園祭)
第4章 延暦寺大衆にとっての祗園祭(日吉社の祭礼と祗園祭;延暦寺大衆と祗園祭)
第5章 神輿と山鉾の祗園祭(神輿渡御;山鉾巡行)
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