北風は太陽に負けない!: 脱・常識的思考の方法論で勝ち残る! (角川oneテーマ21 B 61)

著者 :
  • KADOKAWA
3.43
  • (1)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047041813

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • チェック項目4箇所。昇進昇格論文を書くようなビジネスパーソンがターゲット、思考力・分析力。考えること・・・よく考えろとは相手が望む答えに合致させているかどうか?北風と太陽、白雪姫、赤頭巾ちゃん、ウサギとカメなど誰もが知っている寓話からなぜ?を追求する。

  • [ 内容 ]
    日本一の文章分析者の「考える」方法。
    正解を導く公式に当てはめるだけでは、考えたことにはならない!
    500社以上、30万人の昇進昇格論文の分析からわかった、現代の企業人に思考力が足りない現状とは?
    常識にとらわれない思考力をビジネスシーンで発揮するための、格好のワークブック。

    [ 目次 ]
    第1部 思考編(思考の幅を広げる;原因を分析する;自分の軸を意識する;ものの見方を養う;あらゆるケースを推測する)
    第2部 読解編(置換して理解する;社会を読み解く;主観と客観;違いを見つめる)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  •  印象に残った一文

    時間を知りたいとき、何を見るだろうか、と聞くと、大多数の人が「時計」と答えるだろう。しかし、時計は決められた通りに時間を刻む「道具」でしかない。それに対して時間とは「概念」だ。楽しい時間は早気く過ぎ、苦しい時間は長く感じた、という経験はないだろうか。つまり、時計とは、主観的なものにすぎないのだ。……この時計こそが巨大なシステムだ。時計が標準を生み出し、それによって社会が動いていく。そうだったのか!!と、あたりまえのことで何も感じなかった自分が恐くなった。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1954年 長野に生まれる。表現教育者・国語作文教育研究所所長。34年間にわたり作文・表現教育を実践。200万人を越す指導・分析を土台に、言語・表現をフィルターとした人間社会の骨格還元読解や根底洞察に向かう。大学の教授・副学長・政府関係委員など歴任。元NHKテレビラジオのコラムを担当の後、テレビキャスターを経て、評論家・寓話作家としても知られている。著作は、『壊れる子どもの事件簿』『北風は太陽に負けない』(角川書店)『「戦略」としての教育』(山手書房新社)『親のぶんまで愛してやる』(サンマーク出版)『10分作文らくらくプリント』(小学館)など100冊を超え、海外でも翻訳されている。
なお、国語作文教育研究所では、小1から中高大生、一般までを対象に、文章教室を開催。通常クラスのほか、春夏冬の集中講義、通信講座、出張講座も。

「2007年 『教育3.0 誰が教育を再生するのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮川俊彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×