コレステロールに薬はいらない! (角川oneテーマ21 C 119)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047100664

感想・レビュー・書評

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  • コレステロール値に悩んでいた時に図書館で発見。
    薬をやめる良いきっかけになりました。
    ずっと疑問に思っていたことがスッキリ。

    ケガした時に、リウマチの検査を受けたら、「高脂血症」即、薬飲めみたいな流れ。
    途中でやめたのは、月一の通院と検査・薬代が大変だったから。
    他の病気で検査受けた時も「高脂血症」即、薬飲め。
    定期的な投薬と検査を受けてきたけど、ろくに薬を飲んでいないのにコレステロールの数値は大きな変化はなかったことに疑問を。大好きなグレープフルーツが食べられなくなったのもストレスだった。
    なかなかやめられなかったけれど、この本を読んで決心がつきました。
    若い頃から、コレステロール値は高め。いつも検査で引っかかっていた。
    家族にも心筋梗塞を患っている者がいるし、楽観視はできないが、食生活も気をつけているし、できるだけ薬に頼らない生活をしたいけど、健康診断だけは、受けていこうと思いました。

  • 健康診断で出てくる数値で良く話題に上がるものの一つがコレステロール。そのために、「コレステロール=悪」のよう図式が一般化してしまい、コレステロールが上がれば薬を飲むことが当り前のようになってしまっています。
    しかし本当にそれで良いのでしょうか?毎月毎月高い薬代を払ってコレステロールを下げる薬を買いに行く姿に疑問を感じています。
    本書は、その答えの一つになるのではないでしょうか。コレステロールを下げることが正しいとしても、薬を飲んで下げるというのはもう一度考え直した方がいいのかもしれない。
    コレステロールを下げる薬を飲まないという選択肢も一つであることを、本書を手にして学んでみてはいかがでしょうか。本書を通して、社会と医療の在り方を考えてみるのもありかと思います。

    新書ブックセンターブログの書評はこちらから
    http://shinsho.hatenablog.com/entry/2015/08/02/181110

  • 著者によると、学会で決められた総コレステロール220という数値は、欧米では240であるのに、証拠もなく決められているようだ。

    そして、心筋梗塞などが欧米に比べて少ない日本では低コレステロールの方が問題になりかねなく、コレステロール低下の薬によって癌などが発生しやすくなるなどの副作用も考えられるそうだ。その意味では、コレステロールは若干高めが望ましいとも書いてある。

    医学関係は日々進歩して、常識が変化することも多いので、このような考えも重要であると思う。

  • コレステロールが高い私の言い訳用の本かな?

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  • ちょっと目からウロコな気分。
    自分にとって、知らないことを知るのは喜びであり、そして防衛である。

  • 総コレステロール220

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著者プロフィール

浜 六郎(はま ろくろう)
医師(内科・疫学)。1945年、徳島県生まれ。1969年、大阪大学医学部を卒業後、大阪府衛生部を経て、1997年まで阪南中央病院に勤務。1997年、医薬ビジランスセンターを設立。製薬企業から独立した専門家向け医薬品情報誌『TIP(正しい治療と薬の情報)』を創刊(1986年)、副編集長。一般向け医薬品情報誌『薬のチェックは命のチェック』(季刊)を創刊(2001年)。2015年から両誌を統合し、「薬のチェック」とし、現在に至る。著書に『薬害はなぜなくならないか』(1996年、日本評論社)、『ひとめでわかる のんではいけない薬大事典』『読んでやめる精神の薬』(以上、金曜日)、『「薬のやめ方」事典』(三五館)、『高血圧は薬で下げるな!』(KADOKAWA)ほか多数。

「2020年 『飲んではいけない!薬と感染症 “コロナ特効”ホンマかいな?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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