下げたら、あかん!コレステロールと血圧

著者 :
  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535981577

感想・レビュー・書評

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  • ホントかよ?

  • 薬は、本当に必要な時に使うものだと主張しています。
    必要な時とはどんな時かというと服用しないと生死に関わる場合です。
    コレステロールと血圧の薬に関しては、この基準よりかなり低い基準で用いられていると警告しています。
    抗コレステロール剤による治療ガイドラインの基準は心筋梗塞予防にばかり目がいっていて総死亡率で考えていないので適切でないとズバリ指摘しています。
    逆にコレステロールを低くし過ぎると免疫力が低下して癌や感染症になるリスクが高くなるそうです。
    血圧に関しても、70歳以上であれば180/100mmHgまでは脳卒中が増えるリスクは高くないので治療の必要性はないと主張しています。
    各種ある降圧剤の中でもカルシウム拮抗剤は血圧を確かに下げるけど免疫力をおとすので好ましくないそうです。

    今の医師は、製薬会社の言うなりにすべての人に一律に考えることなくカルシウム拮抗剤やARB剤を使用し過ぎているように思います。

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著者プロフィール

浜 六郎(はま ろくろう)
医師(内科・疫学)。1945年、徳島県生まれ。1969年、大阪大学医学部を卒業後、大阪府衛生部を経て、1997年まで阪南中央病院に勤務。1997年、医薬ビジランスセンターを設立。製薬企業から独立した専門家向け医薬品情報誌『TIP(正しい治療と薬の情報)』を創刊(1986年)、副編集長。一般向け医薬品情報誌『薬のチェックは命のチェック』(季刊)を創刊(2001年)。2015年から両誌を統合し、「薬のチェック」とし、現在に至る。著書に『薬害はなぜなくならないか』(1996年、日本評論社)、『ひとめでわかる のんではいけない薬大事典』『読んでやめる精神の薬』(以上、金曜日)、『「薬のやめ方」事典』(三五館)、『高血圧は薬で下げるな!』(KADOKAWA)ほか多数。

「2020年 『飲んではいけない!薬と感染症 “コロナ特効”ホンマかいな?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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