Web2.0時代のケータイ戦争: 番号ポータビリティで激変する業界地図 (角川oneテーマ21 C 122)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047100749

作品紹介・あらすじ

Web2.0を制するケータイの覇者は?グーグルとの提携、ケータイ版Web2.0、ワンセグ、番号ポータビリティのスタート…多機能化の進むケータイで、生活が、ビジネスが変わる!割引合戦、ヘッドハンティング…駆け引きいっぱいの舞台裏。

感想・レビュー・書評

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  • 現状のDOCOMO、KDDI、Softbankの現状を分かりやすく
    説明している本。

    基本的には現状の実力は、KDDIが1位で次にDOCOMOが
    続く形だけど、Softbankに関してはおもしろい内容が
    ありました。要約するとこんな感じです。

    「ネットワーク回線や携帯機種の種類等をみても
     見劣りするけど、Softbankは他社2社と違うのは
     インターネットサービス事業者が携帯ビジネスに
     参入するので通話料無料で広告費で稼ぐような
     モデルもありうるかもしれない。」

    うーん。借金がすごいからなかなか実現しないと
    思うけど孫さんを思い出すとできそうだから怖い。
    カリスマでありビジョンの高い人間だからな。。

  • 2011.2.13

  • できたばっか(2006.9販売)ってこともあって、最新の状況が載ってる。

    MNPから、auの強さ、DoCoMoの総合力、ソフトバンクの狙うとこ、ウィルコムの携帯との戦略の違い、端末メーカーの戦略などなど・・・

    各会社のインタビューも結構載っていて、リアル。

    各社の現状を知り、今後も見える一冊です。

  • [ 内容 ]
    Web2.0を制するケータイの覇者は?グーグルとの提携、ケータイ版Web2.0、ワンセグ、番号ポータビリティのスタート…
    多機能化の進むケータイで、生活が、ビジネスが変わる!
    割引合戦、ヘッドハンティング…駆け引きいっぱいの舞台裏。

    [ 目次 ]
    第1章 番号ポータビリティ&ワンセグで進む業界再編
    第2章 業界に衝撃を与え続けるau
    第3章 巨人NTTドコモに秘策はあるか?
    第4章 ソフトバンク・孫正義の“勝算と誤算”
    第5章 PHS・ウィルコムの革新と逆襲
    第6章 新規参入事業者の勝算は?
    第7章 端末メーカーの大いなる野望

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • PHS(ウィルコム)は低電磁波ケータイとして全国3000の病院で使われている。また、W-SIM対応で自由に機器を選択できるなど、末端を製造するメーカーにとって、とってもメリットのある構造になっている。以前、PCでは無料サービスがあたりまえで、課金については携帯が優れているとどこかで読んだが、このあたりもウィルコムの月額2900円の定額プランでPCの無料ウエブサービスを利用できるれば断然お得だし、確かに他の携帯会社の定額プランより安いよね。安いといえば、イーモバイルはどうなんだろう。

  • 一応、業界本ということで読んでみました。

    内容的には基本的には把握していることでしたが、最新情報含めてきれいにまとまっている印象です。ざっと業界動向を把握するにはよい本かと思います。携帯3社+Willcomの話がそれぞれ書かれていますが、割とauに肩入れしている印象です。
    でも、絶対に"Web2.0"とは関係ないですね。便乗商売?

  • ナンバーポータビリティが業界に与えた激震っていう点や、Web2,0っていう概念を絡めた(ケータイの場合はサービスおよびコンテンツってことに成ると思うけど)記述ではあんまし。

    それよりもドコモ、au、ソフトバンク各社の成り立ちから強み、弱みみたいな記述が面白かったかな。
    本論とちゃうけど(笑)

    きっとどんどんハイスペックになりPCに近くなっていくであろうケータイ。
    かといって大画面には絶対できないわけで。

    ケータイの機能としての落としどころってどこになるんだろうな・・・。

  • 携帯電話会社の今後の動向を推察する一冊。インフラの面からの展開予測については、Willcomの考察が興味深かった。本書が執筆された時期が昨年の9月頃ということもあり、ナンバーポータビリティ制度導入後の各社の契約数の推移(現時点では制度実施前の想定であるauへの移行が進むとの多くの予想を覆しSoftbankが伸びを見せている)が踏まえられると、本書の推察はまた違った内容となったのではないかと思われるが、一つの整理として面白く読んだ。実際最近のauの携帯電話のデザインについてはあまり興味深いものがなく、逆に頑張った分だけSoftbankの携帯電話は魅力的なモデルが増えてきているのは、本書で語られていたデザインリーダーの変更が大きく響いているのかもしれない。総括して考えられるのは、本書の内容と変わらず、今後のNTTドコモにはあまり期待できないのかな、ということくらいか。

  • 情報産業論のレポートのお供。

  • サービス増強もすごいけど、課金方法もいろいろ考えているのねぇ。ここ10年の携帯電話の動向がよくわかって、勉強になりました。予測があまりないのが残念。

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著者プロフィール

日経ホーム出版社に入社し、『日経TRENDY』の編集記者として活躍。2003年に独立し、ジャーナリストとしてケータイ業界を幅広く取材する。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載し、メルマガ「スマホ業界新聞」をニコニコチャンネルで配信中。主な著書は『iPhone5で始まる! スマホ最終戦争』(日本経済新聞出版社)など。

「2013年 『iPad mini Retina PERFECT GUIDE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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