考えよ! ――なぜ日本人はリスクを冒さないのか? (角川oneテーマ21 A 114)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047102385
感想・レビュー・書評
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南アフリカW杯前に、日本代表に向けて書いた、マイスター イビチャ=オシムの提言の書。
岡田監督が勝てていなかったことも含めて、W杯のグループリーグ展望、今の試合の分析をして、「自信」をもてと書いている。
とにかく、リスクを背負って、自分の責任で行動することを何度も書いており、サッカーという物は自国の文化とは切り離して存在しないと言うことがよくわかる本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
南アフリカW杯の2ヶ月前に書かれた本。日本が入っていたEグループの中での戦い方や、W杯の予想。日本代表への提言や、日本代表のスタイルと課題、未来へのさらなる飛躍のためのポイントが書かれています。(2010.11.22)
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W杯前にぜひ読んでおきたい1冊。
戦術論だけでなく日本サッカーのあり方にも一石投じていますー。
…ってかやっぱオシムジャパンで南アフリカ行ってほしかった… -
オシムは理屈をこねくり回すような話し方をするけど、一本の芯があるからブレない。
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サッカーを通じて日本人に足りない面を伝えてくれる。
やはり一国のプロを束ねる指揮官の考え方はすごい! -
学生時代の強烈な思い出として残っているW杯から早4年。
ウイイレばっかやってて選手もよく分かっている当時と違って、今は働いていることもあって、さっぱり話題についていけません。
でもやっぱりいざ始まってみると気になるので、お勉強に買ってみました。
前半は今回のW杯の予測なのですが、後半はサッカーを通した「日本人論」的な部分もあり大変楽しく読むことができた。
やはりタラレバになってはしまうけど、オシムだったらな~・・・ -
[ 内容 ]
サッカーW杯でベスト4を目標に掲げる岡田ジャパンだが、不安材料は数え切れない。
誰よりも日本人のサッカーを理解している前監督が、日本サッカーの弱点と可能性を指摘する。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
元日本代表監督のイビチャ・オシムさんの本です。
内容は基本的にサッカーをベースにしていますが、客観的に見た日本人論といったものも含まれています。
僕がこの本を読んでいて、とても気になった言葉は「リスクを冒さない人に勝利はない」です。
個人的に非常に共感できる言葉です。
横一線に慣れている日本人にとっては、違和感を感じるかもしれないけど、やはり突き抜けないと先は開けてこないと思いました。
そんな反面で、日本人の規律性を評価していて、良い部分と悪い部分の両面から話をしている部分は読んでいてよかったです。
オシムさん自身の理想も語っているし、結構内容が充実した本になっていました。 -
オシムさんのいうことはごもっともだが、今となってはザッケローニの哲学の方が個人的には好きかも。
特に選手の弱点を見抜き、それをどう改善していくかというプロセスにおいては。