乙嫁語り 1巻 (青騎士コミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 682
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047260764

感想・レビュー・書評

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  • 刺繍って素敵だなあ

  • (軽いネタバレを含みます)

    カテゴリとしては少女漫画ですが、少年向けの冒険記としても読める作品です。個性的で魅力的な登場人物たちと、丁寧で気合の入った絵によりジャンルの枠を超えて楽しめると思います。

    何年か前に人から勧められ、少し読んでいたのですが当時は「習俗描写中心の話なのかな」と思い購入していなかった作品です。最近改めて勧められ、続きを読んだところ読まず嫌いだったと反省しました。

    物語は19世紀の中央アジアです。主人公は趣味で?民族調査をしているイギリス人の青年です。試し読みしたときは冒頭から登場する女性のアミルさんが主人公だと勘違いしていましたが違いそうです。1巻はスタジオジブリの宮崎駿が好きそうな、しっかりとして溌剌とした新婚のお姉さん嫁のアミルさんが、12歳とだいぶ年下ながら真面目な旦那さんのカルルクさんに対して、まあ、デレデレする話です。けれど、突然アミルさんのお父さんが強権的に娘を返せと迫ってきたりしてハラハラする展開があります。気迫と弓術で相手を一括するカルルクさんのお婆さんがカッコよいです。

    動揺したり照れたりといった表情の描写だけでなく、刺繍を施した衣服や彫り物の書き込み、騎乗から弓を射るシーンなどのデッサンが非常に丁寧で純粋に絵の凄さだけでも感動しながら楽しめるレベルです。

    PRのされ方とテーマがちょっと教育的な雰囲気を出しているので、以前の私のように食わず嫌いしている人がいたら是非考えを改めて読んでほしい作品です。

  • 中央アジアの生活・文化の描写の詳細なこと。大工さんと建築方法の部分でグッときた。

  • ブックオフセールで購入。カスピ海近く 今のトルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンあたりの中央アジア。地政、歴史余りに知識がなさすぎていろんなことが知れてとても嬉しい。

  • 絵が美しい

  • 中央アジアが舞台
    緻密な絵がとても綺麗

  • 中央ユーラシアに暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜。
    美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!

  • 話自体はどうでもよくて
    じゃらじゃらじゃらじゃらじゅうたんじゅうたん
    で出来ているマンガ
    ビクトリア朝と違って同時代ながら中央ヨーロッパという
    あまり知られていない舞台であるのも興味深い
    『耳刈ネルリ』のロシアのように知られていなければ良いというものでもないが

  • 最高に面白い

  • コミック

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著者プロフィール

家族支援カウンセラー。1950年佐賀県に生まれる。中央大学卒業後、2007年まで東京都内の中学校において、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。通信制高校副校長を経て、2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。学びリンク総研所長・家族支援メンタルサポート協会理事長。専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、子どもの不登校から見えてくる家族支援に力を入れている。

「2023年 『家庭にしのびよる“うつ”に負けない! 悩めるママとカウンセラーの家族をみつめる旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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