星屑ニーナ 2巻 (ビームコミックス)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 370
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047277250

感想・レビュー・書評

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  • むかし観た映画の中にAIというロボットの映画があった。
    最初読んだ時それに似てるな~なんてこの本に対して思ったけれど、このマンガのテーマというか柱は「悲しさ」ではなく、もっと別の何かであると気づかされた。
    けれどそれが何なのか?うまく言語化できないけれど、この本を読めば誰だってすごいスピードで過ぎてゆく時間の中に「何か?」を見つけることができると思う。
    自分の生涯マンガランキングに入ったと思われる作品。

  • 「福神」や「少年少女」、「鵺」の福島聡の新作の2巻。
    1巻ごとに何十年という歳月が流れる難しい設定だが、2巻では、もう死んでしまったニーナと、残された星屑をストーリーの骨とし、且つドラマの脇役として、見事に物語が構成されている。

    今回は、映像のニーナに恋をしてしまった少年が本当の愛を探すという物語。1巻では暴力的に可愛かったニーナは今回は、慎ましくストーリに深みをもたせる役割。今後ニーナは神様みたいになっていきそうで不安。神様って可愛いのだろうか?

  •  これはちょっと意外な展開の仕方だった。

     けれど、タイトルを考えれば納得なのかもしれない。そして、今後もこういう話の展開をしていくのかもしれない。

     1巻で75年の歳月を経たことからもわかるように、本書の時間経過は異常に早いので、時間の流れから置いていかれたようなふわふわした気分になる。
     1ページめくったら5年後とかだったりするのが、しかしなかなかに新鮮で面白い。

  • キスの音がちゅとかではなくガチッ(歯があたる音)だったのが個人的に好きだった。

  • 素晴らしいな!

  • 炸裂するガイナックス臭!
    近未来へのノスタルジーとSFガジェット愛を満たしてくれる、まさに時空を超えた愛の物語。
    もー、物語的にも絵作り的にもいろいろツボを突いてきてくれてたまらない。
    トイレに設置して毎日違うコマをひとつずつ堪能している。

  • ルイとポポと星屑とニーナ。
    当初は予想通りの流れだったけども、
    相変わらずの超展開についていくのがやっと。
    この先どうなるのか全く見当もつかない。
    宇宙雷魚のエサをくれた爺さんの謎、
    ルイの前に現われた幻影?の謎、
    多くの謎を残しつつ次巻へ。
    どう期待していいのかわからないけど逆に期待が膨らむ。

  • 1巻に比べたらあまり時間が飛ばないような、と読み進めていたらスキップしていた。星屑のおかげで結ばれた二人も現れた。そして2巻の終わりがあれだと、ロボットの星屑には死はないけれども、次はどうなるのだろうと気になる。

    時間の経過もかなりのものだが、それに劣らない世界の広大さもある。それから、現実にあるものとそうでないものが混ざっていている妙なところは見ていて飽きない物語だ。

  • ‎1巻でニーナが天寿を全うしてどう続くのかと思ったが、意外とちゃんと続いている。より面白くなってる。

  • いわゆる「展開・着地が読めない漫画」。しかし、通常の「展開・着地が読めない漫画」とは違う。通常の読めない漫画は「普通はこういう流れだけど敢えて外してこうだ!」のように、「普通」があってのそこを外した「読めなさ」だが(なんとなく「めだかボックス」が思い浮かんだ)、この漫画における「普通」はない。展開全てが新しい。「未知」という言葉がしっくり来てぴったり当てはまる。君も宇宙雷魚の腹の中を探索してみないか!?

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