神の獣と天の華 銀箱が導いた一途な神サマ (ビーズログ文庫)

著者 : 秋月志緒

• エンターブレイン (2012年2月15日発売)

作品紹介・あらすじ

漢薬師を目指す天華は、最終試験のため宮廷を訪れた。そこは神人の志苑が、宰相代理として働く場所。彼の立場を考えた彼女は、恋人同士だとバレないよう他人のフリを決め込むことに。素っ気ない天華に歯がゆさを感じた志苑は、アノ手コノ手で近づこうとするのだが…!?そんな宮廷では神界と人界を巻き込む大事件が-!「愛」を謳歌する神サマ、大ピンチ!二人の絆が試される最終巻。

感想・レビュー・書評

[うらこさんの感想 · 2012年8月27日]

最終巻。天華が試験のために宮廷で泊まり込み、志苑も宰相代理として宮廷に。志苑の余りの人気ぶりに、他人のフリをしようとした天華の気持ちがよく分かります。

志苑も神界では重鎮だそうですが、これまで一向に仕事をしているところはなかったんで、ちょっとだけかっこいい志苑も見れたように思います。たまには残念じゃないところも必要ですよね。

人界の王も巻き込んでの大事件も起こりますけど、それは無事解決。
お嬢さんをください宣言もさっさとしちゃって、いざ神界？って思ったところで時が流れちゃったのは残念。志苑のお部屋と炎駒が掃除してるところが見たかったです。

[ひろさんの感想 · 2012年3月27日]

こういう、美形だけど恋が絡むとものすごく残念な行動しかできないヒーローは大好きだ。