テルマエ・ロマエ ~小説版~ (KCG文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047280052

作品紹介・あらすじ

古代ローマの浴場設計技師ルシウスは、生真面目すぎる性格が時代の変化に合わず、職を失ってしまう。落ち込む彼は友人に誘われて訪れた公衆浴場で、突然現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは漫画家志望の真実ら「平たい顔族(=日本人)」。日本の風呂文化に衝撃を受けたルシウスは古代ローマに戻って、そのアイデアを使い大きな話題を呼ぶ。タイムスリップを繰り返すルシウスは、浴場技師としての名声をローマで得ていくのだが…。風呂を愛する二つの民族が出会ったとき、世界の歴史が大きく動き出す!!映画「テルマエ・ロマエ」を完全ノベライズ化。

感想・レビュー・書評

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  • 面白いけど、やっぱ映画や漫画のほうが面白みが伝わるだろうな。
    こういう作品は。

  • 古代ローマと現代日本をお風呂で結ぶ、同名コメディ映画のノベライズ。古代ローマの浴場技師の主人公が、現代日本にタイムスリップして得たアイディアで、斬新な設計を行ってローマの風呂をより豊かにしていく物語。
    読後の感想はやっぱり、この作品は、現代日本の風呂要素を古代ローマに持ち込んだときのその絵の強さが命だなあというところ。丁寧に話の筋を追っているとは思うけど、やっぱり文章だけでは弱い。でも、最後のみんなが力を合わせてローマ軍の前線基地に湯治場を作って大逆転。ルシウスと真実も心を通わせて。。。という展開は心にしみるなあ。

  • 映像では見ていたが、普通に面白い

  • こういう系の小説は読んだことがなかったけど、前に映画をテレビでしてたのを途中まで見たので続きが気になったので借りてみました。

    内容も難しくないのでサラサラ読めました。
    阿部寛のイメージが強いので当てはめて読んでみたり、と楽しめました。

  • 映画はテンポが合わず、途中で飽きちゃったけど、ノベライズは楽しく読了。漫画も機械があったら読みたいな。

  • 現代日本にタイムスリップしてきた、古代ローマの浴場技師。彼は、日本の風呂文化を、ローマに持ち帰り、名声を得るが…。逆に、現代日本から、ローマへやってきた女性に、彼のせいで、ローマの歴史が、変えられてしまうかもしれないと知らされる。
    この本を読んで、日本人って、こんなに風呂好きだったんだ、と、あらためて関心した。日本人の、風呂へのこだわりはすごい!でも、たしかに、リラックスできる場所って、大事だよね。けど、ローマ人って、本当に風呂好きなのかな?

  • 原作に絵がある訳だが、文字から入るのもよいかも知れない。
    「ラテン語」と言って習った時に、この時代に通じるものなのか、素朴に疑問に思った。

  • 面白かったです。

  • 思いのほか、笑えた・・・濃さがスゴい(((o(*゚▽゚*)o)))

  • 小説とは思えぬ文体で数頁目で本を閉じました。
    映画の内容を小説にしているので、DVDで内容を楽しむ事にします。

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著者プロフィール

東京都出身。著書に『秘密結社でいこう!』(角川スニーカー文庫)、『長ぐつをはいた猫』『日常の夏休み』『ナナマルサンバツ』『ちょい能力でいこう!』『劇場版アニメ ぼくらの7日間戦争』(いずれも角川つばさ文庫)、『小説 二月の勝者‐絶対合格の教室‐春夏の陣』(小学館ジュニア文庫)など。

「2022年 『逆転の天下人 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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