アラハバートの魔法使い -1ディナールではじまる出逢い!- (ビーズログ文庫)
- エンターブレイン (2013年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047287266
作品紹介・あらすじ
「お父さんの入った魔法のランプ」を捜す半魔人のシェヘラは、早くも砂漠で遭難中。あげくに、盗賊に襲われ大ピンチ。そこへ現われたのは、絶世の美青年・サディーン。あっという間に賊を倒すと、「助けてやったから金よこせ」と笑顔で救出代を請求してきて-!?役立たずの魔法使い×追放された元・王子が巻き起こす、アラビアンファンタジー。第14回えんため大賞特別賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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魔法少女の恋物語。
ちょっと恋愛状態になるまでの過程が早いかな。
物語は良いと思うけど主人公もヒーローも影が薄い印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父親がはいった魔法のランプが盗賊に奪われた。
それを取り戻すため旅だったはいいものの
気がついたら、砂漠のど真ん中。
魔法が使えるけれど使えない少女と
それを救った守銭奴ヒーロー(笑)
半魔人のせいで、魔力は持ってるわ瞳が違うわで
色々内側に問題かかえまくりな少女は
彼に出会って色々と変わっていく…状態?
彼は彼でやたら『家族』を大事にしていると思ったら
微妙な影を持ってます。
まぁ出自を考えれば、可愛いものかも?
しかし王子達。
どっちもどっちというか、どっちも駄目駄目です。
身分があるってこういう事かと思うぐらい
ぐるんぐるんにねじ曲がっています。
どちらかを、と言われるなら、僅差で兄?
誰もかれもが悩みを持っているものですが
もうちょっとこう…建設的に生きてください。 -
サディーンの気持ちの変化がよく分からなかった
行動は伴っているけど、「仲間大事」精神なのか恋愛感情からなのかが読みきれない
もう少しラブがあっても良かった。
読んだ後に続編があると知って、それならまぁ、ありかなーという感じ。 -
父は魔法のランプの精霊。中途半端な魔法の使えるシェヘラだが、過去のいきさつで魔法を使うことにためらいを感じる少女。
父のランプを探すために飛び出した先で盗賊から救ってくれたギルドの青年・サディーンとの出会いを通して、魔法を使う者として、魔法に好かれることが大切だと彼女が知るまでの成長のお話。
物語としては良くできていたが、物足りなさもあり。
サディーンが、ボケの多いキャラなので、カイルのつっこみが今後どう育つか…
ラブ控えめ。ラブの成長とともに、続刊に期待。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2772.html -
デビュー作という事で、あらすじとイラストに惹かれて購入してみました。
ヒロインはイラストで受ける印象よりもかなりしっかりしてる娘さんでした。
彼女が主役で話は進むのですが、表紙を見るとメインはヒーローのように見えるので軽く違和感を覚えました。
…細かいようですが、ヒロインが右に寄り過ぎて切れてるせいだと思います。(^_^;)
ストーリーはというと、魔法のランプや空飛ぶ絨毯が出てきたり、半魔人のヒロインに追放された元王子様のヒーローといった魅力的な登場人物が満載の勧善懲悪アラビアンファンタジーでした。
とにかく、ラストが気になる一心で読み進めました。
ただ1つ残念だったのは、サディーンがいつシェヘラザードに惹かれたのかが分からなかった点です。
彼が自分の運命と向き合いながら、想いを自覚するシーンが欲しかったです。
一応の完結を見せていますが、決着が付いてない問題もありますので、反響が大きいようでしたらシリーズ化もありのお話だと思いました。 -
面白かった~~~!(*´Д`*)
シェヘラちゃんが一生懸命でかわゆい!
展開もめまぐるしくて、読んでて楽しかったです^^