王女殿下は心配性につき! (ビーズログ文庫)

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  • エンターブレイン
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047290785

作品紹介・あらすじ

今日もしくしく痛む胃を押さえ、国のためにあくせく働く王女殿下-そんなグリゼルダのもとに、隣の大国・ミトラス帝国の次期皇帝候補でもあるラドラー公ヴィルベルトから、緊急の手紙(という名の脅迫状)が!そこで告げられたのは、グリゼルダが管理する鉱山のダイヤがニセモノだったということ。捕食者の笑みを浮かべるヴィルベルトとの、胃がキリキリの駆け引きがはじまり-!?

感想・レビュー・書評

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  • 日頃から胃痛に悩まされる苦労性のグリゼルダは小国ながらも貴重なダイヤの産出を誇る鉱山を有するエルヴェティア国の王女。彼女がこんなにも胃を痛めているのは、亡くなった両親に代わり、国の重要な仕事である鉱山の管理を任されているからなのか。はたまた、頑張りすぎるその性格からなのか。そんな胃痛持ちの彼女をさらに悩ます事件が勃発。隣の大国・ミトラス帝国から、グリゼルダが管理する鉱山のダイヤが偽物だったという手紙が届いて・・・。

    胃痛警報(笑)
    事件のピンチ度を胃痛で判断するってスゴいww

    グリゼルダは知略を武器に胃痛と戦いながら(笑)頑張る良い子ですね。でも、そんなに胃薬ばかり飲んでたら効かなくなるんじゃ・・・思いましたけどwwそして、相手役・大国の王子様・ヴィルベルト。彼は策士ですね~。腹黒です。普段は何を考えてるのか分からない可笑しな行動を取って他者の目をごまかしてる感じですね。Sっぽい(笑)知略を武器に戦うグリゼルダと知能戦をしてる感じ。でも、ヴィルベルトの方が今のところ一枚上手みたいな感じ。ラブ要素はほとんどなかったので、次に期待かな?続き出るのかな??

  • 恋愛もの?と思ったが、この巻ではまだそこまでいってない。今後に期待かな?

  • 特産物がダイヤモンドだけ、な国の胃痛持ち王女殿下。
    突如として隣の大国の公爵殿下からのお呼び出しに出かけてみたら
    ものすごく胃が痛くなるような問題発生。

    落とし前をどうつけてくれる? と言われたら
    売った人間をはいどうぞ、で終わらせますが
    さすがにそれをしたら…話が終わってしまいます。
    問題解決にうろうろしておりましたが
    さらなる問題もひょっこひょこ。
    まさに不平等条約を結んだ国の、分かりやすい姿!
    で、軽んじられてるかと思いきや…そういう落ちですか。
    ならば、大概の人間は見下されますね…w

    大変な事が起きそうになるたび、ぎりぎりと痛む胃。
    薬代だけでばかにならない出費な気がしますが
    弟が大きくなるまでの辛抱…と思えたら嬉しいものです。

    ものすごくキャラが分かりやすい性格をしていました。
    特に従者兄弟。
    彼らが特殊なのか、この国の人間はこれが標準なのか。

  • もっと恋愛感があるかなと期待してたけど、なんもなく終わって残念。
    話ゎ読んでてなんかイライラさせられる場面が多くてイマイチ好きになれずに終わってしまった(つω-`)
    残念

  • 割と高評価だったので期待していたんだけど、ヒロインもヒーローもどっちも好きになれなくて、途中で挫折した……。
    でも、私、いつもこの方の作品は一冊目で挫折しているのだとういことを後から気づいた。

    イラストが微妙。特にモノクロ。

  • 心配性で、胃痛持ちの姫君というなんともいえない不憫さの漂う設定のお話だが、いつもの癖のある笑いが今回はかなり控えめで、話としてはシリアスな正統派国政ものだった。

    鬼な彼と、胃痛をかかえながらも胆の据わった彼女との駆け引きは読みごたえあり
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3218.html

  • タイトルとあらすじに惹かれて購入。

    グリゼルダが心配性というか、とっても慎重に物事を決めるお姫様で、胃痛で胃薬を飲みながらも、きちんと仕事を決めていっているのは、がんばれ!って感じでした。

    トラブルを事前に余地できる、グリゼルダの胃もすごいと思います。シリアスな話の中に胃痛の話が入ると、なんか笑っちゃいました。

    一方、ヒーローになるはずのヴィルベルトとの関係は、まだまだ甘いところまではいかなくて、それがちょっと残念だったかな。この先、ヴィルベルトにグリゼルダへの好意が出てきて、ヴィルベルトが迫って、グリゼルダの胃痛は全開って感じになりそうなので、是非続きが読みたいです。

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