放浪息子 15 (BEAM COMIX)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047291010

感想・レビュー・書評

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  • 胸がもやもやしっぱなしです。
    本当に終わってしまったのか〜。
    44ページの言葉がとても心にきました。
    成長して時が経つにつれて変わっていくことだってあるし、変わらないことだってある。
    変わらないと思っていたことが変わっていくことは本当にいいことなのだろうか。今までのわたしは一体なんだったのだろう。
    変わりたいと思う変わらない気持ちはずっとあるのに変われない。自分が変わりたいようには絶対に変わってくれない。それなら少し前のままでいたい気もする。変わらない思いを持ち続けることはいさぎよくないことなのか。これからのぼくはどこへ向かっていくのだろう。
    ずっと過去と未来の間で生きているのに、大人に近づくとどうして苦しくてままならないのか。
    「ただそれだけの話」なのに。
    最後まで二鳥くんは本当にあんなちゃんのこと好きなのかな〜って疑問に思ってしまうのは、千葉さんと同じように高槻くんと二鳥くんが恋人同士になる、というか、なって欲しいという願望がそうさせてるのかな。
    でもあんなちゃんとの方が二鳥くんは安心する。
    みんなには大人になってもなんだかんだで連絡を取り合っていて欲しいです。

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著者プロフィール

1973年、神奈川県生まれ。1997年、『ぼくは、おんなのこ』でデビュー。代表作『青い花』『放浪息子』はテレビアニメ化された。2015年、『淡島百景』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。その他、『こいいじ』『娘の家出』『敷居の住人』『どうにかなる日々』など、著書多数。また、アニメ『アルドノア・ゼロ』『バッテリー』のキャラクターデザイン、小説の装画など、マンガ以外にも活躍の場を広げている。2020年、『どうにかなる日々』のアニメが劇場公開予定。

「2023年 『おとなになっても(9)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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