少年遺言執行人 迷える魂と天空の門 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047291959

作品紹介・あらすじ

特別指令執行部-通称『特令』は特殊能力を持つ者が集う国家機関。霊能力を持つ少年・ルキアは、執行長で保護者のエドに溺愛されつつ…ワイルド兄貴分ステファノ、小動物系の同僚マリウスら個性的な面々に囲まれて、いつも任務を全力執行!!ある日、長年の宿敵である連続殺人鬼"赤い虎"による事件が再発!やがて捜査線上に浮かんだ容疑者は-!?特殊能力活劇、賑やかに登場!!

感想・レビュー・書評

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  • 特殊能力者のみが所属する、国家機関に在籍する主人公。
    やってきた依頼は、特殊遺言の異議申し立て。

    作中で『愛すべき馬鹿』と言われている主人公ですが
    これをこのまま大人にしていいのか? と思うほど猪。
    取り柄が素直である、という事以外、どうする? と
    隣にいる人に相談したくなることがあります。
    少年特有の、自分正しい! もありますし
    でも違うから…という誤魔化しもあり。

    路上で殺された男と、特殊遺言の内容の問題と
    まさかそれが~という、ミステリーのお約束。
    違うのは、特殊能力がある故、の登場人物だったり
    トリックだったり?
    宗教にのめりこんだ人は、うっかりするとこうなる、と
    分かりやすく例題を見せられた気もします。
    我に返ったら、そりゃもう泣きたいでしょうし。

    主人公の過去も謎だらけのようですし
    そのうち、その辺りもスッキリ?

  • 2014年9月30日読了

    作者らしい印象的なキャラクターにテンポのあるお話。
    過去の因縁は明かされず、そのプレ的な話だったので続刊ありきでのお話なのかなぁと思った(まだ出てない?けど)
    多少は重い話も混じって入るんだけど、あっけらかんとした能天気バカ気質の可愛い主人公のおかげで楽しく読めました。

    ただ、まだ内容がタイトルには至ってない感じ…。

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