- Amazon.co.jp ・本 (565ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047295698
作品紹介・あらすじ
金髪、碧眼の幼い少女という外見とは裏腹に、『死神』『悪魔』と忌避される、帝国軍の魔導大隊の指揮官、ターニャ・デグレチャフ魔導少佐。大軍を烏合の衆と嗤い、懸命の抵抗を蹂躙し、焼けといわれた街を焼く。彼女の姿は、帝国軍という暴力装置の矛先として先陣にあった。各国の思惑が入り乱れ、激化する戦局の中で、帝国軍参謀本部は、勝利の秘訣は、『前方への脱出』のみと確信する。
感想・レビュー・書評
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たまにふざけているのが面白かった。
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1巻同様、説明が長い(くどい)ところが気になる。登場人物のセリフや振る舞いで伝わることもすべて地の文(ターニャの心中描写)で解説する感じ。設定が緻密なのはすごいけどお腹いっぱいになるー。
オーディオブックなので流し聞きながしながら読み終えられた。本だったら読みきれなかったかも。
とはいえ登場人物たちがキャラが立っていて面白いのでたぶん3巻も読む。 -
現実に連日戦争報道がある昨今、読み進めるに従って非常に辛い展開である。人物の心理描写がそれだけ巧みであるということ、大変面白い。
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2021/09/13-09/21
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1巻と比べてかなり長くなっているので面食らってしまいました。1巻に続いてこの量は流石に驚いてしまいます。キーパーソンらしき子もここで出てきたので、とりあえず今後の展開を楽しみにしようと思います。
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アニメ→漫画→原作と読んでここまできましたが半分まで読んで時間切れ!(図書館のものなので)
漫画では語られなかったことがわかるかな〜♫と読んでたけれど、対戦描写もほとんどなく、ターニャの考えてることが省かれずにある程度で断然漫画のほうが理解いしやすいです。むしろこの小説をあそこまで臨場感あるものにしたのはすごい想像力、理解力だなと思いました。
ここまで来て断念するのは口惜しいですが、私には読むのに時間かかる!これは長期戦と思ってシリーズには向き合うことにしました。さよなら2巻。 -
異世界転生ミリタリー小説の第二巻。
第一次世界大戦時のヨーロッパに限りなく近いこの異世界。
今回も有能な戦争狂デグレチャフ魔導少佐は健在です。
もちろん、クセのあるカルロ・ゼン節も変わらず ガツンときます。
ほどほどにしないと脳内汚染されそう(笑) -
さて、分厚い戦争物の小説第2巻。
ネットで見る限り、やはりこの本は読みにくいという感想が多いですね。私もそうです。他の小説の倍以上の時間がかかってます。1冊10日くらいのペース。このままだと予定どおり読み終わらなくて困る。
さて、2巻は1巻で創設された第二〇三航空魔導大隊の初陣。大した考えもなく侵攻を開始したダキア公国軍の前近代的な軍隊を、見事なまでに標的にして、演習にしてるところがなんともはや。
60万という規模で浮き足立つ参謀本部に対して、歩兵なぞ相手にならんと蹂躙する大隊。この小説のメイン舞台となる大隊の記念すべき初陣です。
ダキアからノルデンへの転戦。ここでも圧倒的な大隊。参謀本部の空気を読んで、参謀会議を大荒れにする荒技。凄い図太い神経(笑)
協商連合戦線は、揚陸作戦を成功させて、早くも終盤戦。キーパーソンのアンソン大佐も登場です。しかし、小説だとだいぶ扱いが雑なんだなあ。
しかし、この辺りから最高統帥会議との溝ができてますね。
最後は、ラインにまで飛ばされます。どこまでも便利使いですね。アレーヌでの非人道的な状況が、戦争なんだなあ、と。
しかし、合理的に考えすぎて、また色々と誤解が生じてますね(笑)
それにしても、かなりマニアックな軍事ネタが多くて半分以上、意味がわからん。 -
頑張って2巻まで読んでみたけど、ダメだ文章がしんどい。
内容は面白いと思うのに残念ですが、読むのやめます。
機会があればアニメを視聴しようと思います。