うたう魔術師の自由学術 彼女が廻した運命の輪 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 29
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047297142

作品紹介・あらすじ

田舎町で慎ましく暮らすエリカの元を、子爵であり実業家のアシュリーが訪れた。『君には学者としての才がある。私の元で研究をしてほしい』と彼に乞われ、エリカは王都へ行く決意をする。待っていたのは、アシュリーからの甘い言葉と贈り物、贅沢な暮ら…し???『君がいてくれるだけで幸せだ』彼は美しく微笑むけれど-何かがおかしい。絶対おかしい!!甘すぎる彼の笑顔の"真実"とは-!?

感想・レビュー・書評

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  • 物語の進み方が遅いので、キャラ配置のみで終わっちゃってる感じ。
    続きがあるようなので、そちらに期待。
    エリカちゃん打たれ強いしやる気もある良い子なんだけど、四角四面で頑ななので、アシュリーと上手く影響し合って素敵な恋人になって欲しい。

  • 椎名咲月さんのイラストはよかったんですけど、ヒーローのアシュリーとヒロインのエリカのどちらにも好感が持てませんでした。

    まずアシュリーは、甘い言葉とプレゼントを渡しておけば女性は文句はないだろうと思ってるし、エリカを内心蔑んでいる嫌な奴です。後半、ちょっとエリカに対しての仮面がはがれかけていますが、完全にははがれていないので、物足りない。

    エリカはエリカで最初のアシュリーとの出会いがうさんくさいものだったという仕方がない事情があるかもしれませんけど、かわいげがなく、特にアシュリーを詐欺師と特定したあとの行動は、私の嫌いな猪突猛進娘になり、自分の正義を相手に押しつけようとするあたりが嫌になりました。

    特に最後は、ここで終わり?っていう中途半端なところで、がっかり。

    次巻も出ているみたいですけど、古本やで100円くらいで売っていたら買うかもっていう感じです。

  • 作者の後書きによれば、”タイトルでは魔術師を名乗っておりますがほぼ魔術は使いません。アシュリーさんは心理学の技を駆使して人心掌握をしております”という、ヒーローは、詐欺師まがいの怪しい優男。
    優しい言葉と甘いプレゼントで女はどうにでもなると思い込みながら、ヒロイン・エリカを田舎者と蔑む冷たい人。
    そんな怪しいアシュリーの優しさを、あたかまから疑ってかかるので、ヒロインも可愛げがないのが残念な雰囲気。
    物語の導入の彼の訪問から突拍子もなく怪しいまま話が進むので、少々はいりこみににくいのが残念だが、彼女に対し嘘をつくことが辛くなり、彼の化けの皮が剥がれはじめる後半からは、面白くなってきた。
    この巻きは導入といった雰囲気で終わり、続刊での展開しだいといった雰囲気。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3836.html

  • ヒロインが気に入らない。
    そして、ヒーローも気に食わない。これに尽きる。
    途中から面白くなるだろうかと思って読んでいたけど、さしたる盛り上がりもなくヒロインにイラッとして終わった。

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著者プロフィール

2012年よりWEB小説を書きはじめる。2013年「金狼殿下と羊飼いの侍従サマ」にて出版デビュー。

「2015年 『金狼殿下と羊飼いの侍従サマ3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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