トーキョーN◎VA THE AXLERATION リプレイ ファントムレディ (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 9
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047299375

作品紹介・あらすじ

『トーキョーN◎VA THE AXLERATION』のリプレイ集第2弾は、N◎VAを離れ、新たなメガプレックスを舞台とした2本のリプレイを収録。N◎VAで探偵業を営む根津アキラは、隣国のフェスラー公国で白いワンピースの少女と出会った直後、テロに巻き込まれた。左腕に埋め込まれた"レフティ"というサイバーウェアとともに、事件の鍵を握る幻の少女を追跡する『私が捜した少女』。神秘の都カムイST☆Rに旅行に訪れた"デッドロック"リサは、機上で出会った少年ユウとともに、母親捜しに協力する『星都の追憶』。アヤカシ、クロガネなどマイナスナンバーをはじめ、追加データや設定を駆使し、トーキョーN◎VAの可能性を広げるアクトとなっている。

感想・レビュー・書評

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  • 『カラミティボックス』がいまいちな気がしたのでスルーしていたが
    なんとなく読み返したらわりと楽しめたので買ってみる
    相変わらず誤字が酷くて不快
    商売する気あるのか
    内容はPC3が影薄でPC4がちょっと絡み過ぎでバランスわるげ
    クロイツェルみたいに独自行動できないってどうよ
    でもNOVAはキャラクタより雰囲気が味だから
    読み返しているうちに気にならなくなるかも
    もっとたくさんだして欲しい

  • サイバーパンク、オカルト、ハードボイルド、ラブロマンス(コメディかも)…そしておじゃる(w)

    とにかくありとあらゆる要素が交じり合い、その上引き立てあって面白いのなんのって。

    今回はN◎VAの外、フェスラー公国、カムイST☆Rが舞台。
    前作「カラミティ・ボックス」より、元傭兵のフェイト(探偵)・アキラとウィザード級のニューロ(ハッカー)・リサが続投し、追加スタイルを有する「生きているサイバーウェア」・レフティと「死んだはずの女傭兵」・オブリビオンが新たに登場します。
    で。
    この新キャラ達が非常にいい味出してアキラに絡んでくるのです。
    レフティは半ば無理矢理アキラに装着されバディ(相棒)に。イヌ(国際警察官)という地位、そして実際に神経系を制御しているという能力でアキラをこき使うw
    オブリビオンはかつてアキラと同じ舞台にいた上官と部下という因縁をもち、ハードボイルドな過去を感じさせます。…更に、女性キャラという立場からリサをやきもきさせる立ち位置。
    また、これに対するリサのロールプレイが実に楽しく、そして可愛らしいのです。二人の過去に何やらただならぬものを感じて不安になったり、オブリビオンへの言葉につい反応してみたり。かといって、オブリビオンを敵視したり、アキラにプレッシャーかけたりするような重苦しいロールではなく、「恋する少女」の魅力を引き出すものになっているのが実に上手いなぁ、と。
    …確かに、女性キャラばっかりですしねぇ。今回。そりゃぁ神経質にもなろうってものだ。

    まさかレフティまで女性音声、とか言い出すとは思わなかったしw

    で。そのレフティもこれが面白い。
    ひたすらウザい相棒を演じつつ、AIとは思えない人間臭さを見せたり、アヤカシ絡みのオカルトに動揺したりと一個のキャラクターとしてとても好ましいロールプレイをしています。
    有能なんだけど、ほんと邪魔。でもどこか憎めない、実にいいキャラです。

    デバガメ根性はほどほどに、だけどw

    そしてアキラはほんっとうに楽しそうに振り回されてて素晴らしいw
    何から何まで巻き込まれて受難状態ですが、それを乗り越えるタフさを遺憾なく発揮しています。さらに自分のスタイルを変える事無く、キャラクターを深めている。
    オブリビオンとのやり取りだったり、レフティとの言い合いだったり、さりげなくリサを守ると言ってみたり…。
    結果的にレフティといいバディになってるのもいいですね(様式美とはいえ)。ちょっと離れてしまうのが残念なくらい。

    それから今回は戦闘シーンのやり取りにライブ感が強かったように思います。
    カードの巡りが悪かったり、それぞれの支援や優先順位など、色々考えるところがあって面白い。
    ローランドのタフさ・ワイルドなかっこよさもあって、スリルもありましたしねー。

    そんなわけで非常に面白かった一冊。
    トーキョーN◎VAのリプレイ新シリーズとして定着してほしいですねぇ。


    …しかし、最後に笑いをとらずにはおれんのか、たんどーくんw

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