- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047300514
作品紹介・あらすじ
カリン、シャキーラを一蹴しアーマッドを去ったオルヴィエトとルキウス。重鎮であったリヒテルナッハ家の罪を問う声は大きく、連座としてディーも獄中の身となってしまう。誰よりも信頼していたふたりを失い捨て鉢になるディーだが、彼の下を訪れたカリンから、同盟各国で起こる破壊活動にルキウスが加担していること、さらに自分への恩赦のため、ヴァレリアがイサークと婚約するという噂を知らされる。気持ちの揺らぐディーは決死の行動に出るが…!
感想・レビュー・書評
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各地で破壊活動を起こすルキウス。獄中のディーを助けようとシャキーラらは画策する。
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前巻で大きく話が動いた分、今回は雌伏の時と言った感じ。そのせいか、作者の想定通りの“ラブロマンス”がグイグイ進んでました。当初はデレる気配すらなかったディーがこんな情熱的・感情的に行動するようになるなんて…話が進むたびに一人前になってきたヴァレリアとの成長の過程がすごいですね。そう考えるとある意味バランスのとれたお似合いのコンビなんだろう。クライマックスへ向けて残り2巻(予定)、多くの勢力・人物が絡み合っていく中、どうまとまっていくか楽しみ。
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出会いから積み重ねてきたものが爆発したというか、実ったというか、ごちそうさまです。\(//∇//)\
目次の見出しを読んでいくだけでニヤニヤしてしまう。
作者の言葉どおり、ラブロマンスです。あとがきの力説すごく分かります。