楽園への清く正しき道程 0番目は北国産のツンドラ王妃? (ファミ通文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047307971

作品紹介・あらすじ

庶民から一転、玉座を継ぐことになってしまったルドヴィーク。さっそく「国王の一番大切なお仕事」として告げられたのは、「大陸で一番高貴な血筋のお妃様を迎えること」! ところが現れた美しい花嫁は、彼の顔を見るなり呟いた。「キモイ……」そのまま王妃となった彼女と冷戦状態に突入するルドヴィークだったが、実は王妃にはある秘密があり、それを知った彼は、彼女とひとつの契約を交わすことに……。ファンタジー・ハーレム(予定)コメディ、開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • カテリナが好きな人物は誰なんだろうか。

  • 王妃は0番目扱い? 予言の7番目って一体どういうこと? 謎多きファンタジー・ハーレム(予定)コメディ開幕。美しい皇女様(王妃)はいろんな意味で不思議な人だった。もう少しデレて、いつか王妃もルディのもとへやってくればいいのに。この子、思い込み激しそうだからな… 女騎士と公爵家令嬢、ぎらぎらしておるなぁ。

  • いつもながら野村さんの描く物語は、どうしてこうも切なく愛しいのだろう。

    シリーズ0番とナンバリングされた本作は、作者曰くハーレム物語の一巻目。
    突然王様になった主人公ルディと嫁いできた北の帝国の皇女姫様の物語。

    最初お姫様のあまりのツンツンぶりに、なかなか愉しくならなかった。
    だけど、祭りの夜の場面から俄然ドキドキと面白くなった。
    ルディはなんだかんだでやるときはやるのね(笑)
    でもお姫様はルディが欲しくて欲しくてでもけっして手に入らない7番目なのだろうね。
    それでもそんな運命さえも、もしかしたら変えていくのかもしれないと、作者の物語のファンとしては思ってしまう。

    なにはともあれ、これからいろんな女の子との甘酸っぱくて初々しい恥ずかしいやり取りが楽しめるはずなので(爆)
    期待してます。

  • 主人公のルドヴィークがメンタルイケメンだったおかげで苦もなくするすると読めた

    何でタイトルに「0番目」と付いているのか謎だったんだけど、これからルドヴィークとカテリナが始めようとしていることのプロローグとなる巻だったからか。普通の作品であれば第1~2章くらいでやってしまいそうなことを1巻掛けて描いたということですね

    内容としては互いの恋を応援しようぜ!とか言っていたらいつの間にか互いを意識するようになっていたって言うパターンの作品かな?ただ他作品に比べて斬新だったのは二人の関係が友人などではなく夫婦になったばかりの間柄だということか

    本当に内容はプロローグらしくそれ程大きな展開はないのだけれど、次巻以降はそれなりの展開が有るのだろうか?作者後書きによると「みんなが幸せになるハーレム」を目指すということだから最終的にルドヴィークとカテリナの関係性、これから登場するヒロインたちがどうなるのか楽しみ。

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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