お酒や薬に頼らない「必ず眠れる」技術 角川SSC新書 (角川SSC新書 140)

著者 :
  • 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047315631

作品紹介・あらすじ

数多くの不眠の悩みに答えてきた医師が、気持ちよく眠るために"真に役立つ方法"を紹介。著者が強調するのは「睡眠はテクニックであり、テクニックである以上、だれでも身につけることができる」という点。この睡眠法を実践することで、「副作用があり使うべきではない」と著者も言う睡眠剤を使用せずに、快眠できるようになる。寝床に入る前ではなく、眠れずに布団の中で焦っている…、まさにその時に行う画期的な方法ばかり。睡眠不足の会社員から、加齢による寝不足に悩む方まで、眠りの不安を抱えるすべての方に役立つ本。

感想・レビュー・書評

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  • 文字通り、睡眠について説いた一冊。

    薬に頼らないと書いてある通り、薬の効能だけではなく、実際の睡眠導入の手法(自律訓練法など)についても細かく書いてあり、今まで読んだ数ある睡眠関連の本の中でも特に勉強になった。

  • オイラは不眠症です。2000年頃に非常に忙しい部署に行ってからです。
    思わず手に取りました。

    著者さんが強調するのは「睡眠はテクニックであり、テクニックである以上、だれでも身につけることができる」という点。

    画期的な方法ばかり紹介しています。

    その中でも最も役立ちそうだったのは、以下のようなもの。
    曰く、睡眠日誌をつけろ。
    曰く、顎の力を抜け。
    曰く、頭の中の独り言を自覚すること。そして、自覚したら、「アーー」っていうこと。繰り返す。
    曰く、弛緩法を使う。

    それと、ショックだったのは、「概日リズム障害」っていう病気。いつでも眠気が襲っており、そして、食欲が止まらないで、ぶくぶく太っていく病気これって、オレじゃん。

    睡眠不足の会社員から、加齢による寝不足に悩む方まで、使えますよ。

    おすすめ度は5点中、4点。「アーー」

  • 著者も不眠に悩んだことがあり、不眠についてわかりやすく書かれている。不眠というと、多くの医師が睡眠剤を安易に処方するが、それがどれほど怖いことかわかった。睡眠導入剤もしかりである。著者が教える「睡眠法」が功をなすかどうかはわからないが、やってみる価値はありそうである。特に、心の中で「アー」とつぶやく方法は良さそうだ。

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著者プロフィール

1962年、高知県生まれ。医学博士、もりしたクリニック院長。
久留米大学医学部卒業後、浜松医科大学心療内科にて、漢方と心療内科の研鑽を積む。
浜松赤十字病院、法務省矯正局、豊橋光生会病院心療内科部長を経て現職。
心療内科医として、日々全国から訪れる、うつや睡眠障害、不定愁訴の患者に対し、きめ細やかな治療で応じている。
『お酒や薬に頼らない「必ず眠れる」技術』『決定版「軽症うつ」を治す』『薬なし、自分で治すパニック障害』(角川SSC新書)、『不調が消えるたったひとつの水飲み習慣 』(宝島社)、『うつ消し漢方』(方丈社)、『もしかして、適応障害?』『もし、部下が適応障害になったら』(CCCメディアハウス)など、著書多数。

「2022年 『【新装版】うちの子が「朝、起きられない」にはワケがある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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