お酒や薬に頼らない「必ず眠れる」技術 角川SSC新書 (角川SSC新書 140)
- 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング) (2011年11月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047315631
作品紹介・あらすじ
数多くの不眠の悩みに答えてきた医師が、気持ちよく眠るために"真に役立つ方法"を紹介。著者が強調するのは「睡眠はテクニックであり、テクニックである以上、だれでも身につけることができる」という点。この睡眠法を実践することで、「副作用があり使うべきではない」と著者も言う睡眠剤を使用せずに、快眠できるようになる。寝床に入る前ではなく、眠れずに布団の中で焦っている…、まさにその時に行う画期的な方法ばかり。睡眠不足の会社員から、加齢による寝不足に悩む方まで、眠りの不安を抱えるすべての方に役立つ本。
感想・レビュー・書評
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文字通り、睡眠について説いた一冊。
薬に頼らないと書いてある通り、薬の効能だけではなく、実際の睡眠導入の手法(自律訓練法など)についても細かく書いてあり、今まで読んだ数ある睡眠関連の本の中でも特に勉強になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オイラは不眠症です。2000年頃に非常に忙しい部署に行ってからです。
思わず手に取りました。
著者さんが強調するのは「睡眠はテクニックであり、テクニックである以上、だれでも身につけることができる」という点。
画期的な方法ばかり紹介しています。
その中でも最も役立ちそうだったのは、以下のようなもの。
曰く、睡眠日誌をつけろ。
曰く、顎の力を抜け。
曰く、頭の中の独り言を自覚すること。そして、自覚したら、「アーー」っていうこと。繰り返す。
曰く、弛緩法を使う。
それと、ショックだったのは、「概日リズム障害」っていう病気。いつでも眠気が襲っており、そして、食欲が止まらないで、ぶくぶく太っていく病気これって、オレじゃん。
睡眠不足の会社員から、加齢による寝不足に悩む方まで、使えますよ。
おすすめ度は5点中、4点。「アーー」 -
著者も不眠に悩んだことがあり、不眠についてわかりやすく書かれている。不眠というと、多くの医師が睡眠剤を安易に処方するが、それがどれほど怖いことかわかった。睡眠導入剤もしかりである。著者が教える「睡眠法」が功をなすかどうかはわからないが、やってみる価値はありそうである。特に、心の中で「アー」とつぶやく方法は良さそうだ。