- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047316041
感想・レビュー・書評
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コロナウィルスによる自宅待機が続く中で同僚の方が購入した本を又貸ししてもらい読んでみた。
前半は自分が如何に独学して東大に合格したのかの体験談。著者は効率的にゴール(合格)に向かうためには独学が最良と説く。一方で予備校や学校は非効率という考え。
著者のように自律心があり、自己コントロールが十分にできる人間には独学は確かに最善であると思う。
一方、多くの人間は入試の分析、最短距離や最適テキストの選択、その実行力どれもが伴わないからこそ、学校や予備校に通うのだろう。周りの環境を自分で整備し受験に向かうのもまた能力だと思う。
よって、著者のアイデアは自律心がある読者には最適だが、そうでない読者は再考されたし。
また、学校の授業は喋る時間が多く効率的でない。書籍ベースの方が処理速度が上がると書いてあるが、著者の言語能力の高さが窺える記述で、音ベースの方が理解が進む生徒もいるだろう。
後半の受験ノウハウについてはそうそう!と思うところも多くオススメ。また著者が紹介するオススメ参考書もどれも名著と名高い参考書でありチェックする価値は十分にある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全般的には、よくある勉強法の本に書かれている、エビングハウスの忘却曲線などのような内容が大半であった。
しかし、それらを実践して、実際に東大に入学しているということは、やはり一般的に推奨されている勉強法に効果があるということだろう。
この本の中で、「チラポイ法」は子供に実践してみたいと思う。
また、ゴーレム効果とははじめて聞くものであった。
内容自体は子育て本などで読んだことがあるが、自分に対していいイメージを植えつけることは大切なのであろう。
たしかに、負のイメージが増大するよりはいいだろう。
最後に、間違いノートの作り方。
一冊のノートにすべてを書き込むこと。
わざわざ教科ごとにきれに分けるのではなく、一冊にまとめることで自分がわからないかったことがすぐに見直すことができる。
私はどうしても形から入ってしまい、きれいにまとめようとしてそれだけに時間をとってしまうので、これは参考にしてみたい。
10分立ち読み