現代、野蛮人入門 (角川新書)

  • KADOKAWA (2014年12月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784047316904

作品紹介・あらすじ

鬼才・松尾スズキによる、人生がちょっと楽になる生き方指南書。鬱陶しい現代に背を向けるのではなく、心に野蛮人を飼うことで、生きやすくなる。

みんなの感想まとめ

人生を楽にするための新たな視点を提供するこのエッセイは、松尾スズキの独特な感性と鋭い批評が光ります。彼の自伝的要素を交えた文章は、単なる自己表現にとどまらず、現代社会に対する洞察やユーモアを通じて、読...

感想・レビュー・書評

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  • 現代のバイブルになり得る一冊。

  • ・コンプレックスやネガティブな感情を笑いに昇華させて肯定する彼らの姿は、1つの笑いの理想形。
    でも、弱者のコミュニティが大勢となって強者となり、逆に知的なものやハイソシャエティなものをオミットしていくような傾向を感じることもあり、そうやって笑いが一面的になっていくのは危険だな、とも思うのです。

    ・芸術というものは正しさだけを訴えるものではない。
    むしろ人間が演じるからこそ人間のよこしまな部分を文学的にすら描くことができるわけで、はじめから輝いているものを「ほら輝いているでしょう」と訴えるより、輝いているどころかドブに落っこちているようなものを輝かせることがより困難であり、より挑戦的である、とわたしは考えるものなのです。

  • 面白かった。また読みたい!

  • 恥をさらして生きていく勇気

  • 素晴らしい。こんなにも高い哲学かあるとは思っていませんでした。お見それしました!読み始めは、同感同感と親和性を持って読んでいましたが、読み進むにつれ、だんだんと考えの奥深さに圧倒されます。

  • 大人計画を主宰して自身も役者として活動している松尾スズキの自伝的なエッセイ。

    彼に興味がなくてもお笑いや世の中に対する鋭い批評があり、楽しめた。

  • 親と子の扶養する・されるについては際どいですがかなり本音をついているのでは…と思いました。ギタリストがギターソロをひく件はツボに入りました。

  • 第三章の 友達なんていらない がストンときた

  • 松尾スズキの種明かし

  • 鬼才・異才と呼ぶにふさわしい松尾スズキ氏、その生い立ちといい思考回路といい感性といい、まさに言葉の魔術師のようだ。

  • 松尾スズキさんは野蛮で真面目で優しい人なんだなと思った。
    彼の作品にもっといろいろ触れてみたいと思いました。

  • 人気劇団「大人計画」を主宰する松尾スズキの自叙伝的エッセイ。「優しい野蛮人」を自称する彼の考え方が実に正鵠を射ていて気持ちよい。SNSなどでますます強化されてきた世間の「良識」の押しつけに真っ向から、あるいはこっそりと反駁する。人間の心の中には野蛮人がいる。まずその事を認めることが大事。それを彼は演劇という世界で暴れさせている。実生活ではタブーとされることをやる。その自由は絶対に必要である。

    そもそも「笑い」というものは残酷さと無関係ではいられない。手塚治虫が言ったという、「極限状態で飢えた動物は、弱った個体を共食いしてしまうが、人間はそんな時に食べる代わりに笑うことを覚えた」という説が本当ならば、弱者や他人の失敗を笑うという本能は認めざるを得ない。

    いつおふざけているようで、実に真面目に「笑い」や「表現」や「言葉」について考えているのだなぁ。

    様々な引用を見るに、その博識振りもすごい。

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著者プロフィール

作家・演出家・俳優

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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